漫画「死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい」は原作paldangdam先生、漫画CHIWA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい」30話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ユージュリアンは激しい殺気に身をよじらせ、グラスを割って悪魔を帰らせたのもあの子の仕業なのかと混乱しました。不意に力が弱まった隙に目を開けると、そこにはもう誰もいなかったのです。
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死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい30話の注目ポイント&考察予想
険悪な空気
一睡もしないで迎えた朝、エルキナスとユージュリアンとの朝食の約束があったことを知らされ、アデルは落ち込みました。
エルキナスはなぜか上機嫌だったので、アデルは余計緊張します。
朝食会は案の定険悪な空気になり、アデルは二人の間に挟まれて緊張してしまいます。
エルキナスのサラッとした爆弾発言に、ユージュリアンは立ち上がって反発しました。
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい30話の一部ネタバレ込みあらすじ
上機嫌なエルキナス
オリーが元気に朝の挨拶をしましたが、アデルはげっそりした顔でオリーを驚かせました。
昨夜のエルキナスの言葉が怖くて、一睡もしていないのです。
朝食は一人で食べたいと伝えたアデルでしたが、オリーはエルキナスとユージュリアンとの朝食の先約があることを指摘しました。
すっかり忘れていたアデルはショックを受けましたが、泣く泣く諦めます。
ダイニングルームの前で、アデルは躊躇いました。
体調不良を言い訳にやめようかと悩みましたが、侍従の声掛けを機に腹をくくり、深呼吸して部屋に入ります。
先に座っていたエルキナスは笑顔で、自分の右側に座るよう促しました。
上座なのでアデルは遠慮しますが、エルキナスに言い返されて渋々上座に座ります。
上機嫌なのが逆に怖くて、アデルは驚くほどユージュリアンが来るのを心待ちにしました。
しかし現れたユージュリアンが頬と手にケガをしていたため、アデルは驚いて心配します。
ユージュリアンはアデルが上座にいることに腹を立てながら、グラスが割れて切れただけだと答えました。
普段ならすぐ治るけれど体調が優れないせいか治りが遅いと話すユージュリアンに、エルキナスは冷たい笑みを浮かべて皇宮への帰還を勧めます。
ユージュリアンは顔を引きつらせながら、近々公爵邸で開かれる皇室の宴会が終わったら帰ると答えました。
エルキナスは思い出したかのように、今回の祭では皇室の宴会は省略すると伝えます。
ユージュリアンの反発
ユージュリアンは愕然として猛反発しました。
皇室とエーレンヌの結束のために毎年開催されてきたものだからです。
しかしエルキナスはあっさりそれを退け、険悪な空気にアデルはゾッとしていました。
ユージュリアンは宴会を開くことで彼にとっての利益があると主張し、その一つとしてリンテウムを守ることができると伝えます。
エルキナスは頷きつつ、自分が皇室を信用していないことを強調しました。
ユージュリアンは内心エルキナスの発言に困惑し、焦ります。
公爵邸に大勢の外部の人間が入り込むチャンスなので、この機を逃すわけにはいきません。
そこで、アデルの社交界デビューも合同で執り行ってはどうかとユージュリアンは提案しました。
田舎貴族の娘が光栄にも中央貴族らの前でデビューでき、公子の変な噂もなくなり一石二鳥だからです。
エルキナスは不意にユージュリアンの年齢を尋ねました。
自分たちが知り合ってから80年以上経っているから…と呟くエルキナスに、失礼だと怒りに震えるユージュリアン。
しかしエルキナスは彼女の発言の方が失礼だと反論して…!?
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死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい30話の感想&次回31話の考察予想
朝からこんな気が重い朝食会、絶対に嫌ですね。
美味しいはずの食事が不味くなりそうです。
しかも徹夜状態で…ますます食が進まないでしょう。
あからさまにユージュリアンを嫌いなエルキナスは見ていて面白いです。
そして地味に気になっていたユージュリアンの年齢にも触れてくれました。
相当な高齢者ですよね…?
エルキナスの言葉にはスカッとしましたが、ユージュリアンがまた良からぬことを考えそうで心配です。
まとめ
今回は漫画『死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい』30話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- アデルはエルキナスとユージュリアンと朝食を取るのに気が進みませんでしたが、約束なので渋々部屋に入りました。
- エルキナスは上機嫌でアデルを上座に座らせ、後から来たユージュリアンはその様子にイラッとします。
- エルキナスは皇室の宴会を省略する考えを告げましたが、ユージュリアンは猛反対し、リンテウムとアデルのために執り行うべきと主張しました。