漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Seaha先生、漫画Han Jinseo先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「かりそめの公爵夫人」134話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
かりそめの公爵夫人134話の注目ポイント&考察予想
ハルネタル教は、児童養護施設の地下で身寄りのない子ども達から神聖力を取り上げ、それをクロードの体に祝福として移していました。
クロードが本物のの聖剣の持ち主でいるために、クロードが全く知らなかった事とはいえ、多くの罪のない子ども達が犠牲になったのです。
クロードは自分自身の存在も否定されるこの現実に絶望しました。
今まで聖剣の持ち主として周りから期待されて、辛い訓練に耐え、戦場で民衆のために戦ってきたのに、それは一体なんだったとのか、クロードは混乱しています。
そして、イヴォナは・・・。
かりそめの公爵夫人134話の一部ネタバレ込みあらすじ
偽りの自分
神官レビオスから、聖剣の持ち主が現れるという予言自体が偽りだったと聞いたクロード。
クロードは予言が実現するように、生まれてくる前から聖剣の持ち主に仕立てられたのです。
幼い頃から聖剣の持ち主だとして、辛い訓練に耐え、戦場で活躍せざるをえなかったクロード。
民衆は聖剣の持ち主に勝手に期待して、自分達を守るのが当然の役目のように押し付けてきたのです。
その全てが偽りだったという真実。
その上、今のクロードは体に魔王の精神が入り込み、黒魔力が暴走して神聖力を拒んでいる状態なのです。
クロード自身が魔物として始末されるかもしれないという悲惨な状態に、クロードは自分の人生に絶望しました。
クロードのために泣くイヴォナ
目の前にいるイヴォナがクロードのために泣いています。
クロードはイヴォナだけが自分の辛い気持ちを理解してくれるのだと心が落ち着きました。
クロードはイヴォナと出会うためなら、この苦痛にも耐えられると思わず愛を告白してしまいそうになります。
しかし、今のクロードの状態を考えると、イヴォナに取って一緒にいても辛いだけです。
やはりイヴォナと離れるしかないのかと悩むクロード。
愛を告白
イヴォナは泣きながら、自分が愛する人が辛い気持ちでいるのに自分は何も言葉がでてこないのだと謝りました。
愛しているという言葉を聞いて心が揺れるクロード。
クロードは本当はイヴォナを手放すべきだと思っているのにそれはできないのです。
クロードはイヴォナにこれからもずっと自分の側に居て欲しいと跪いて愛を告白しました。
イヴォナもクロードと同じ気持ちで、前世ではガスパルとトリスタンに利用されて辛い目にあったけれど、それがクロードと出会うためならまた同じ試練も耐えられると・・・。
かりそめの公爵夫人134話の感想&次回135話
正義感の強いクロードに取って、自分の神聖力が幼い子ども達から集めたもので、多くの子ども達が犠牲になった事実を考えると辛いですよね。
クロードは全く知らなかったことなので罪はないのですが、自分が聖剣の持ち主であるという自尊心すらなくなり、今までの人生自体を否定するようなこの真実は、クロードには耐えられないほどの絶望です。
イヴォナがクロードを愛してくれて、これからも愛は変わらないと告白してくれて、クロードは落ち着きを取り戻し、自分もイヴォナに愛を告げる事ができて良かったです。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』134話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 聖剣の持ち主は最初から嘘だったと知って絶望するクロード。
- クロードは幼い頃から厳しい訓練に耐えて民衆の期待に応えてきたのは一体なんだったのかと苦しんでいます。
- イヴォナはクロードを想って涙を流し、愛を告白しました。