
漫画「死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい」は原作paldangdam先生、漫画CHIWA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい」28話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
過去、ジャミルはエルキナスに自分の人生に責任を取ってくれと伝えたことをアレンヌに話していました。
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死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい28話の注目ポイント&考察予想
アレンヌの誤解
アレンヌはずっと、ジャミルとエルキナスが恋人同士だと誤解していました。
討伐隊の中で一番エルキナスと仲が良いのはどう見てもジャミルだったからです。
エルキナスがアレンヌにベタ惚れなのを知っているジャミルからすればたまったものではありません。
しかし吐き気を催しながら全力で否定するジャミルの言葉は、アレンヌの心には届きませんでした。
死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい28話の一部ネタバレ込みあらすじ
結婚相手?
突然の宣言に戸惑うアレンヌに、ジャミルは自分に偉大な計画があるのだと胸を張りました。
その計画を実行するために必要な大金をエルキナスに借りたいのですが、計画に失敗したら返済できなくなってしまうので、アレンヌに聞いてこいと言われたのだとジャミルは説明し、アレンヌはますます困惑しました。
この旅が終わってもエルキナスの傍にいるのはアレンヌだけなので当たり前だとジャミルは答えます。
こんな重大な問題は幼馴染より結婚相手になるジャミルに決定権があると伝えようとしたアレンヌでしたが、ジャミルはゾッとして否定しました。
ジャミルの台詞が結婚を迫るような言葉だったからですが、ジャミルは想像しただけで吐き気を催します。
しかしアレンヌは二人が恋人だと思い込んでいて、いつも二人でどこかに消えていくし、自慢しなくても十分知っているのにと苛立ちました。
友達を取られた子供のような自分の感情に気付いて俯きます。
ジャミルはすぐにその表情に気付いてからかい、協力してやろうと笑いかけたのでした。
全てを失ったエルキナス
当時のことを思い出したアデルは、あの時のジャミルの話はエルキナスとの約束のことだろうかと考えます。
今日のことを聞かれたアデルはとても楽しかったと笑顔で答え、今日の出来事を話し、ドラゴンには変人が多い気がすると伝えました。
エルキナスは同意し、長い時間を生きて来たからだろうと呟いて自分も同じだと答えます。
ただ毎日が虚しくて、いつ死んでもいいような人生だという彼の言葉に、アデルはぎょっとして聞き返します。
エルキナスは今も、すごく良い気分だというアレンヌの最期の言葉を忘れられませんでした。
世界を救っておいてなぜ死ぬことを考えるのかとアデルは怒鳴ります。
「友人」は勇者の幸せを願って犠牲になったと聞いたので、それなら友人のためにも幸せになるべきだろうと訴えたのでした。
しかしエルキナスはできないと答えます。
アレンヌの存在がエルキナスの幸せで、全てでした。
全てを失った地獄で幸せになれるはずもないとエルキナスは告げ、アデルは底知れぬ苦しみに驚愕します。
エルキナスは強い人だから親友の死を乗り越えて前に進めると思っていましたが、そう思っていた自分が悪かったのだろうかと思ったのでした。
アデルの目から涙がこぼれ落ち、エルキナスが涙の理由を尋ねます。
慌てて涙を拭くアデルをエルキナスが止め、両手で彼女の頬を包んで…!?
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死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい28話の感想&次回29話の考察予想
ジャミルとの回想が出てくれば来るほど、今この世界にジャミルがいないことが残念になります。
めちゃくちゃいいキャラだったのに…。
エルキナスとの関係を疑われたジャミルはかなりドン引きで全否定していますが、アレンヌはこれを照れ隠しだとでも思ったのでしょうか。
キングオブ鈍感…!
エルキナスの絶望も底知れない深さでした。
世界を救った勇者だけが救われていないというのも皮肉な話です。
あんなに優しくて勇気あるアレンヌの決断をアデルが悔やむのも辛くなります。
これに対してただの幼馴染なのになんでそこまで…と引くことなく胸を痛めるような優しい人だからこそ、エルキナスはアレンヌを好きになったのでしょうね。
まとめ
今回は漫画『死んだのは私なのに勇者様の様子がおかしい』28話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- アレンヌはジャミルとエルキナスが恋人だと誤解していて、ジャミルは全否定しましたがアレンヌは信じていませんでした。
- エルキナスと歩くアデルは、彼の質問に答えて今日の出来事を話し、ドラゴンについて話題に挙げます。
- エルキナスが今も深い絶望で苦しみ続けていることを知ったアデルは悲しくなってしまい、涙を零しました。