
漫画「エボニー」は原作Neida先生、REDICE STUDUIO先生、漫画kakaopage先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「エボニー」57話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
マーカス・シェドルは、せめて家族を守るために今まで犯した罪をすべて白状し、処刑されました。
それでもまだ、許すことはできないエボニーですが、どうやらアカデミー荘園がエボニーに渡ったのが、知れ渡ってしまったようなのでした。
エボニー57話の見どころ・考察予想
アカデミー荘園がエボニーに渡ったことが知られることのデメリットとは?
前回、エボニーがアカデミー荘園を手に入れたことが公になって何がまずいのでしょうか?
やはり殺人犯というイメージが、潔白を証明した後もぬぐえず、一部のアンチから攻撃されるということなのでしょうか、
潔白をしょうめいしたのだから受け取るものは堂々と受け取るべきだと思うのですが、そう一本縄にはいかない何かがあるのでしょうね。
そのあたりを注意してみていきたいと思います。
エボニー57話のネタバレ込みあらすじ
エボニーがアカデミー荘園を手にしたことで考えられる懸念とは
ジリアンとともに軍部に行ったその日にニュースになると思ったが意外とニュースになるのが遅かったと、ジュローはいいます。
それは元死刑囚エボニーが、今ではアカデミー荘園を所有しており、カルカス発の女性理事長になることが公にされたのです。
それにより、大勢の好奇心を持った者たちがエボニーに近づいてくると思われますが、中には誹謗中傷などがあるかもしれないとジュローは恐れているのでした。
しかし、エボニーは、それを否定しました。
今回のパーティーでは、誰もが自分は正義の味方だと思われたいがために自分には近づいてこないだろうと言ったのです。
そう、もし被害者であるエボニーを非難したらその日との立場がないし、好意を示せばそれは偽善者だといわれるだろうとエボニーは考えているのです。
楽観主義なエボニー、そして悲観主義なジュロー
そして、準備をするというエボニーは、人目が、そう、彼らの目が怖くないのかと質問されるのですが、自分は何も間違ったことをしていないから、怖くなどないとはっきり答えました。
それを楽観的だというジュローに、エボニーは、ジュローが悲観的過ぎるといい、そこが自分にとっていい先生であること、じぶんがふらふらしないように地に足をしっかりつけてくれることを笑顔で感謝したのです。
ジュローはそんなエボニーの笑顔を見て、これからエボニーの敵はマーカス・シェドルのようなバカではなく手ごわいハンターだということを知っているからこそ、エボニーが転ばないように願うのでした。
そして、ジュローはなんと、少し顔を赤らめながら自分の、エボニーに傷ついてほしくないという気持ちに気づいてしまったのです。
そして、いよいよパーティーへ
パーティーで、エボニーはシュナイダー大公にエスコートされて、例の赤いドレスを着て登場すると、周りからは、変な服装だとか、何も飾らずダウンのようだ、若い女性が刑務所にいたらお嫁にも行けないのではなどとたちまちエボニーの話題でいっぱいになります。
そして、その話題はエボニーを保護したシュナイダー大公の事までに及び、マイスターゲームはシュナイダー大公の計画だったとか、代行と言う爵位がなければただの外国で育った若造だなどとその話題で持ちきりになったのでした。
そこでようやくエボニーは、なぜシュナイダー大公がパーティーを嫌うのか分かったのでした。
誰も自分たちに話しかけてこないことから、エボニーは、社交マナーを習ったのは時間の無駄だったとつぶやくと、シュナイダー大公は、ダンスも習ったのかということを質問しました。
ダンスに誘われたと気づいたエボニーは、ほほを赤く染めながら、ダンスはすべ忘れたと答えますが、シュナイダー大公はそんなエボニーの手にキスし、なんとエボニーをエスコートしながら踊り始めたのです。
そのことでさらに二人はひそひそと注目の的になってしまいましたが、シュナイダー大公は自分も踊れないこと、そして誰も自分を笑えないことを言いました。
するとエボニーも、自分は生きるために闘ってきたのだからあの人たちと同じわけがないと気づき、へたくそなダンスを踊り始めたのです。
あまりの下手さに観客は笑い、エボニーはまともな教育を受けなかったようだと馬鹿にされます。
そして、シュナイダー大公は変わった趣味だなどと笑われて、エボニーは、シュナイダー大公まで笑われてほしくないから、ダンスはもうやめるようお願いしました。
人々の視線に負けそうなエボニー、そして大公は?
しかし、シュナイダー大公は、この中でエボニーを笑えるものなど誰もいないといい、この場をただ堂々と楽しんでほしいと伝えたのでした。
するとエボニーは深呼吸し、楽しみながら踊ると、もう人の影口など気にならなくなったのです。
そして、気づけば誰も自分たちのことは気にせずパーティーを楽しんでおり、エボニーもシュナイダー大公のダンスをからかうまで楽しめていました。
するとそこにいきなり拍手が来て、エボニーたちが顔をあげると、そこにはカルカス王位継承準第二位と第一位のシュナイダー大公の兄たち、レジナルド・ベントゥスと、シャルル・ベントゥスが立っていたのでした。
エボニー57話の感想&次回58話の考察予想
なるほど、やはり一部のエボニーをよく思わないものからの誹謗中傷を、ジュローは恐れていたのですね。
確かにそれはわかる気がしますね。
しかし、驚いたのは、ジュローはまさか、エボニーに恋したのではないでしょうか?
あのジュローの赤く染まったほほと、恥ずかしそうな表情、恋ですよね!?
まぁ、頭のいい女性、エボニーに惚れるのも仕方ないでしょう。
しかし、ジュローはハンサムで有能な男性なのに、シュナイダー大公が相手とは何とも運が悪いですね。泣
次回ですが、シュナイダー大公の兄たちが現れたことで、同物語が進んでいくのか気になります。
二人とも優しそうな顔をしているので、いい方向に進んでいくとよいなと思います。
まとめ
今回は漫画『エボニー』57話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ジュローが人目を気にしないエボニーを傷つかないか心配する中、ジュローは自分の気持ちに気づいたのです。
パーティーでは、エボニーは影口に負けそうになりますが、シュナイダー大公のおかげで、人の影口すら気にならなくなり、パーティーを楽しめるようになったのです。