
漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品です。
呪いの悪化に苦しむリアンドロと、そばにいてあげることしか出来ず悲しむイベリナ。ベラビティ公爵夫妻は息子の容態には興味も持たず、ただただ跡取りの心配をしている。
リアンドロが迎える理不尽な人生をイベリナは回想する。関係の冷え切った両親のもとに生まれ、幼少期から寂しい思いをしてきたこと。本来皇位継承者のディエゴへと向けられるはずであった呪いの身代わりにされ、今なお苦しんでいること。
この先、初恋の相手エレオノラもディエゴに取られてしまうことになる。彼の不運な人生に自分は付き添うことしか出来ない。
リアンドロへの想いと自分の不甲斐なさに涙するイベリナ。すると突然まばゆい光がリアンドロの手に灯り始める。
光は大きくなっていき、イベリナとリアンドロを包み込む。
光が引いた時、リアンドロの半身の呪詛はキレイに消え去り、優しくイベリナを見つめていたのだった。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」の21話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介します。
公爵家のメイドに憑依しました【21話】の考察予想
公爵家のメイドに憑依しました【21話】の考察予想や、見どころについてと後半はネタバレ確定がありますのでネタバレが知りたい方はこちらをクリックして飛ばしてくださいね。
呪いの正体がディエゴに掛けられるはずだったと衝撃的な事実が発覚し、リアンドロの悲運が強調された前回。
しかし同時にリアンドロの呪いが解け、未来への希望も見えてきました。
何故イベリナが解呪できたのか、新たな謎も出てきましたがひとまず良かったですね。
この後どんどん二人の距離が縮まってきことになるのでしょうか。
幸せな日々が見れるのではないかと楽しみです。
公爵家のメイドに憑依しました【21話】ネタバレあらすじ
リアドロの夢の中・・・、彼の名前を呼ぶ声がします。
目を開けるとそこはひまわり畑。
そして側には美しい衣装に身を包んだイベリナがいます。
気がつくと自分も青年になっており、豪奢な貴族服を着ているのです。
彼女がもう一度声をかけてきます。
それに答えて自分もイべリナの名前を呼び・・・。
目を覚ますリアンドロ。
優しい笑顔をイベリナに向けます。
その姿を驚いた顔で見つめるイベリナ。
そんなイベリナのことは構わず、リアンドロは自分がどれくらい寝ていたのかなどとのんきな質問をします。
当たり前のようにきれいになった顔を向けてくるリアンドロを、イベリナは現実と信じることが出来ません。
夢に違いないと彼から目を背けてしまうのです。
しかしそんなイベリナの顔を両手で包み、自分へと向けさせるリアンドロ。
イべリナはその手の温かさ、柔らかさに現実感を認めます。
エレオノラと再会していないのに呪いが治った。
にわかに信じがたい事態をまだ信じきれていないイベリナの手にリアンドロが指で何やら文字を書きます。
そのくすぐったさから、間違いなく現実だと認めたイベリナが今度は手になんと書いたのか聞きますが、リアンドロは答えてくれません。
今は知る必要がない。将来直接言う。
意味ありげなことを言ってはぐらかしてしまうのです。
そんなことを言われたら、イベリナも気になってしょうがありません。
ムキになって聞き出そうとしますが、リアンドロは知ったことではないと答えてくれないのです。
元気そうなリアンドロの様子に安心し、彼の顔を見つめるイベリナ。
彼の頬を手で触れて、心地よい感触を確かめ、本当にリアンドロの呪いが解けたことを実感します。
ふと体の呪詛はどうかと気になり、急ぎリアンドロの服を脱がせて確かようとするのです。
リアンドロは驚き、自分が何をしているのかわかっているのかとイベリナを責めますが構いません。
体の呪詛も消えたことを確かめたイベリナはどうして呪いが解けたのかとつぶやきます。
そのつぶやきにリアンドロは迷わず、お前のおかげだと答えるのです。
小説のすじ通りならエレオノラがリアンドロの呪いを解く。
自分のような脇役にはリアンドロの呪いを解くなどという重要な役割が与えられるはずがない。
真紀として小説を読んでいたイベリナは彼の言葉を信じられず否定します。
しかしそれでもリアンドロはお前が俺を救ったんだと言い続けます。
そしてその証拠はちゃんとイベリナの手に刻まれていたのです。
リアンドロがイべリナの手を取ると、手のひら大の傷跡が残されていました。
その傷跡は小説でエレオノラがリアンドロの呪いを解いた後に残ったものと同じ特徴なのです。
これで信じてくれるかとイベリナを優しく見つめるリアンドロ。
その瞳は紛れもなく、リアンドロがくれたあのネックレスの美しい青色にそっくりなのです。
公爵家のメイドに憑依しました21話の感想&次回22話の考察予想
病の前の癇癪もどこへやら、リアンドロは呪いが治った上に優しい笑顔も取り戻していました。
イベリナのリアンドロを思う気持ちが奇跡を起こしたのでしょうか。
エレオノラの代わりの役割をイベリナが演じることになったのです。
このままイベリナとリアンドロが結婚すれば、ディエゴとエレオノラが結婚しても誰も悲しむことはありません。
後は身分を超えた愛を周囲が認めてくれるのかどうかというところですね。
呪いを乗り越えることが出来た二人ですから、それくらいの障害は安々飛び越えてしまうでしょう。
先の展開が楽しみです!
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』21話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。