
漫画「悪女が恋に落ちた時」は原作redgu/HJ先生、漫画DCBO先生、Seo Gwijo先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女が恋に落ちた時」19話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ルペルシャはユジン、カインとともにロレックのもとで新しい薬の説明を受けていました。
明るい性格のユジンと、口数少なく考えの読みにくいカイン。
原作では二人ともそりが合わずいがみ合っていましたが、今ではルペルシャが潤滑油の役割を果たし、仲良くなり始めています。
そんな中、医者とイケメン二人が見守る中で新たな記憶を思い出したルペルシャはいつもの吐血をしてしまうのです。
ルペルシャにとっては恒例行事でしたが、周りからすれば一大事。
ものすごく心配されてしまいます。
翌朝、天気が良かったためルペルシャはユジンとともに散歩に出かけることにしました。
図書館へカインを迎えに行って、3人で散歩しようということになり、二人は外宮図書館に向います。
図書館でカインを見つけましたが、集中している様子だったので二人は声を掛けずに立ち去ってしまいました。
しかし外に出た二人を追って、カインが図書館から走り出てくるのでした。
悪女が恋に落ちた時19話の見どころ・考察予想
原作では三角関係と性格の不一致でいがみ合っていたカインとユジンでしたが、ルペルシャが気のいいひとになったことで、一気に仲良くなります。
カインという無口で考えのわからない相手は、辛抱強くコミュニケーションを取っていかないといい関係にはなれませんからね。
そこに来て今ルペルシャの心にいるのは、イケメンへのバイタリティがすごいオタクです。
二人に積極的に話しかけてかかわりを持っていくことで、仲を取り持つことができました。
この調子なら二人はいい友達同士に慣れることでしょう。
今回の散歩でもまた仲が深まっていくことになるのではないでしょうか。
悪女が恋に落ちた時19話のネタバレ込みあらすじ
カイン合流
図書館から走り出てくるカイン。
ルペルシャもユジンも彼は本に集中していて、自分たちには気づいていないと思っていましたが、実はばっちり気づいていたのです。
そして声もかけずに立ち去っていった二人に不安を覚え慌てて飛び出してきたのでした。
ルペルシャが天真爛漫な笑みで散歩に誘おうと思っていたことを伝えると、カインは彼女の笑顔に照れた様子で快諾します。
散歩の途中、ルペルシャはみんなで座って休憩をしようと提案しますが、カインはびっくりして座るのを固辞しました。
彼は礼儀作法には固い人間で、皇女ともあろう人の隣に一緒になって座るなど無礼な行動はできなかったのです。
カインは座りこそしませんでしたが、ユジンとルペルシャから目を離すことなく側に立っているのでした。
心の読みにくいキャラクターでしたが、ルペルシャはそれがカインの心を許した証拠として受け取りました。
カインのそんな堅苦しい行動にユジンも気を悪くすることなく、面白がっています。
ルペルシャが天真爛漫な人物に変わったことで二人の関係は大きく変わっていったのです。
屋敷に流れる皇女の病の噂
そんな穏やかな時間とは裏腹に屋敷では皇女の病の噂が広まっていました。
最近になって急に心を開きだしたルペルシャでしたが、メイドにはすっかり慕われています。
そんな皇女の死期が迫っている。
そんな噂にメイドたちは動揺を隠せません。
ルペルシャの前では何事もないかのように振舞います。
皇女のことを心配しているメイドたちにとってルペルシャの発言一つ一つが意味深に感じます。
毎日超絶美形男子とあっているのに写真の一つも残せないことを思い、ぼそりと何か残しておきたいとつぶやくとメイドたちは皇女が死期を悟っているのだと誤解し涙してしまうのです。
そんなメイドたちの心境などつゆ知らず、ルペルシャは少しでもイケメンたちとの思いでを残しておこうと日記を書くことに決めました。
メイド長の決意、カインとの邂逅
ルペルシャの意向をリニ、アニンから聞いたメイド長は当惑します。
日記を書こうと言い出したルペルシャはもしかしたら本当にうわさの通り不治の病なのかもしれない。
主人の悲運を使用人がこれほどまでに嘆くことは実は結構珍しいことなのです。
ましてや自分たちの主人は冷酷非道と知られていたあのルペルシャですから尚の事。
ある日を境に自分たちに心を開き歩み寄ってくれた時から、ルペルシャはメイドたちからかけがえのない存在として慕われていました。
自分自身あの人のためならなんだってしてあげたいという気持ちがあります。
メイド長は自分にできる限りで主人の希望をかなえていこうと決心するのでした。
一方、ルペルシャは中々寝付けなかったため夜の散歩に繰り出していました。
周りの心配をよそに、順調に目的を達成しつつある彼女の心は晴れやかなものです。
思い起こせばここに来てからもう一か月が経ちます。
皇宮の外にまだまだ会いたい人物がいるのに、医者に止められて出かけることができない。
そんな状況を思い起こすと歯がゆい気持ちがわいてきます。
そんなことを考えていると物陰から現れる人物がありました。
カインです。
偶然、出くわした彼のもとにルペルシャは歩み寄り満面の笑みで会えてうれしいと伝えるのでした。
悪女が恋に落ちた時19話の感想&次回20話の考察予想
恐らく今のルペルシャを主人公が見ていたら、ファンにはならなかったかもしれません。
メインヒロインのような無垢さとは違い、身分や性格を超えて誰にでも等しく優しく接する姿は悪女とは似ても似つかぬ姿です。
しかしルペルシャが変わったことでいろんなキャラクターの物語が好転していることは確かでしょう。
特にユジンとカインなんかは顕著です。
二人は我々読者から見ても、下手をすればいがみ合いになりそうでした。
しかしルペルシャという存在のおかげで、ユジンはカインの個性を面白がり、カインもユジンに心を開いてくれたのです。
周りから嫌われる人物が愛される人物になることでこうまで世界は明るくなるんですね。
なんだか我々も参考にしたい真理がそこにはある気がします。
さて夜の散歩で出くわしたカインとルペルシャ。
そもそもカインは何故夜外に出ていたのでしょうか。
次回はそこが気になりますね。
まとめ
今回は漫画『悪女が恋に落ちた時』19話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。