
漫画「継母だけど娘が可愛すぎる」は原作Iru先生、漫画mo9rang先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「継母だけど娘が可愛すぎる」86話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
相手の人は女性が好きではないからとアビゲールは話しました。そしてその友達は、誰かに愛されるような子じゃないと伝えたのです。
継母だけど娘が可愛すぎる86話の注目ポイント&考察予想
倉本百合のトラウマ
アビゲールには今も根強く百合の記憶が残っていました。
容姿を理由に陰口を叩かれ、バカにされ、貶められた負の記憶です。
それは人格否定となってアビゲールの中にも残り続けています。
今は違うと自分に言い聞かせるアビゲールでしたが…。
継母だけど娘が可愛すぎる86話の一部ネタバレ込みあらすじ
愛されない「友達」
忘却は神の祝福といわれます。
でも、永遠に消えない傷のように、決して忘れられない記憶もありました。
アビゲールは倉本百合が受けた誹謗中傷を、今でも忘れられずにいます。
いくら頑張っても無理なら諦めればいいと、百合は自分に言い聞かせていました。
気付くとその場には沈黙が落ちていて、アビゲールは慌てて友達がそう言っていたのだとごまかします。
昔は見た目に自信がなくて、今は綺麗になったけど昔の傷は消えないからとアビゲールはヴェリテの質問に答えました。
そういう悩みで、もっと楽しい話をしようとアビゲールは話を変えようとします。
しかしブランシュは、友達にアビゲールがなんと声をかけたのか尋ねました。
アビゲールは戸惑いましたが、愛されるべき子だと伝えたかったと呟きます。
でも期待させたらまた傷つけてしまうでしょう。
現実は童話ではなく、王子様は美人を選ぶからです。
ブランシュはぎゅっとアビゲールを抱きしめ、アビゲールは驚きました。
その友達もアビゲールのことも抱きしめたくなったのだとブランシュは伝えます。
ありふれた慰めを言わないヴェリテも、ブランシュの温かさも、アビゲールはありがたく感じました。
冷静になったアビゲールは…
差別はいけないなんてみんな分かっていますが、それでも人は外見や人種、性別、障害の有無など、目に見えるもので人を判断します。
先入観で決めつけることに慣れた人は人の痛みに疎く、軽くあしらうものです。
アビゲールはブランシュにお礼を伝えます。
しかしその翌朝、アビゲールは冷静になってから友達の話なんて本人の話だとバレバレだと気付き、頭を抱えていました。
ブランシュはまだしもヴェリテは絶対に気付いているはずなので、恥ずかしくてたまりません。
12歳の子供に恋愛相談をすることからしてありえません。
鏡を見れば美しいアビゲールの顔がそこにありました。
もう見た目で悩む必要はないし、気持ちを切り替えようとアビゲールは自分の頬を叩きます。
今のアビゲールは誰が見ても美人でカッコいいので、堂々としていればいいのです。
自己嫌悪に陥りながら、アビゲールは黒の色見本を見て、レイブンの質問を思い出しました。
レイブンに似合う色を聞かれた時、この世で最も黒い物質である「ヴァンタブラック」という色が浮かびましたが、この時代の技術では作れません。
そこへノックの音がしてセイブリアンがやって来ましたが…!?
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継母だけど娘が可愛すぎる86話の感想&次回87話の考察予想
友達の話で…となればちょっと察する部分があります。
しかもヴェリテはアビゲールに友達がいないことを知っているのでなおさらでしょう。
友達の話とされてしまえばそれ以上詳しく聞けませんけどね。
でも無意味に響くような慰めの言葉をかけなかったのはヴェリテの優しさだと思います。
そして分かってはいましたが、ブランシュもやっぱり優しいです。
人の痛みが分かる優しくてまっすぐな子に育ってくれている気がします。
なかなかアビゲールの傷は消えなさそうでした。
種類は違えどセイブリアンも深い傷があるので似た者同士かもしれません。
まとめ
今回は漫画『継母だけど娘が可愛すぎる』86話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- アビゲールは慌てて話を変えようとしましたが、ブランシュもヴェリテも真剣に向き合ってくれました。
- 今も倉本百合の記憶と傷が消えず、アビゲールを苦しめ続けていたのです。
- 翌朝、二人に話したことを恥ずかしく思いながら、アビゲールはどうにか気持ちを切り替えようとしていました。