
漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」は原作oaen先生、漫画LOGO先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ニセモノ皇女の居場所はない」34話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
銀の猫を振り返ったフィローメルは、皇宮を出るまでに飼い主が見つからなかったら自分が飼おうと決意しました。猫…ルグィーンは不思議そうな顔でフィローメルを見つめます。
ニセモノ皇女の居場所はない34話の注目ポイント&考察予想
優しさの代償
エレンシアは、腰が悪いのに追い出される乳母を慮りました。
フィローメルとポルランは白けた気分ですが、乳母は自分を庇ってくれるエレンシアに感動します。
そこでフィローメルは、乳母の腰が治るまで滞在を許可する代わりにある交換条件を出しました。
乳母が治るまでエレンシアにつきっきりで皇宮のことを教えるのです。
ニセモノ皇女の居場所はない34話の一部ネタバレ込みあらすじ
エレンシアの反論
エレンシアの部屋のベッドに横になった乳母は、解雇宣告を受けてポルランに文句をつけました。
ベッドの傍にはエレンシアも座っています。
ポルランは乳母の文句に怯むことなく、淡々と乳母に与えられていたのが最後のチャンスだったことを伝えました。
狼狽える乳母を眺めながら、フィローメルは乳母がエレンシアの部屋に、それもベッドにいたのかと考えます。
ポルランからフィローメルへの謝罪を要求された乳母は、フィローメルの予想に反して意外にもあっさり謝りました。
そこへエレンシアが、乳母が可哀想だと発言します。
腰を痛めて動けない乳母に今すぐ出て行けなんてひどすぎるとエレンシアは反論し、父には自分から頼むから乳母を許してくれないかとフィローメルに尋ねました。
ポルランはエレンシアを諫めましたが、エレンシアは冷たい表情で口を挟まないようポルランに警告します。
その場の空気の流れをフィローメルは肌で感じました。
まるでフィローメルが乳母を追い出すような雰囲気です。
ここで断れば薄情な人間に思われるでしょう。
どうせ出て行くのだから評判なんてどうでも良いのですが、フィローメルはエレンシアの言葉を受け入れました。
エレンシアにつきっきりで
乳母の腰が良くなり次第出て行くのなら反対はしない代わりに、ある交換条件を出します。
8歳の頃、フィローメルがケガをして動けなかった時、乳母は彼女の傍でずっと世話をしてくれました。
辛い時に乳母が傍にいてくれてとても助かったので、エレンシアにもそうしてあげたらどうかとフィローメルは笑顔で提案します。
動けなくても言葉で教えることはできるので、まだ皇宮のことがよく分からないエレンシアのために、フィローメルの時のように毎日一緒に寝て色々と教えてあげるのです。
エレンシアはギクッとして反論しようとしましたが、乳母は名案だと笑顔を浮かべました。
皇宮を出たくない乳母は何としてもエレンシアにしがみつこうとするでしょう。
そして心優しいエレンシアはそれを断れません。
案の定エレンシアは困惑していましたが、フィローメルの予想通り最終的に承諾しました。
ベッドの上で張り切り、しっかり指導して貴族として立派に育ててみせると叫ぶ乳母の言葉にゾッとしながら、フィローメルはポルランと部屋を後にします。
きっとすぐにエレンシアも自ら乳母を追い出したくなるでしょう。
少し可哀想だけど人生経験だと思ってもらおうとフィローメルは考えます。
廊下を歩きながら、ポルランはフィローメルを心配しますが…!?
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ニセモノ皇女の居場所はない34話の感想&次回35話の考察予想
フィローメルのささやかな反撃に少しスカッとしました!
どうしてもフィローメル側に感情移入して読んでいるせいか、エレンシアの優しさはあんまり純粋な優しさに見えません。
優しさというより、世論を味方につけてフィローメルを追いこもうとしているように見えました。
そんな中で「優しい皇女様」というイメージを逆手にとったフィローメルもさすがです。
イマイチエレンシアが何を考えているか分からないので、やり返してきたりしなければいいですが…。
とりあえず乳母の毎日のマシンガントークを浴びて後悔すればいいと思います。
そしてついにラストではフィローメルがポルランにあるお願いをしました!
また大きく事態が動いていきそうです。
まとめ
今回は漫画『ニセモノ皇女の居場所はない』34話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ポルランが乳母に解雇を告げてすぐに出て行くよう命じましたが、乳母は腰が悪いことを理由に嫌がり、エレンシアが乳母をかばいます。
- エレンシアがフィローメルに許しを求めたため、フィローメルはその場の流れが変わったことを感じて受け入れましたが、ある交換条件を出しました。
- フィローメルがかつて怪我をした時と同じように、乳母の腰が治るまでエレンシアにつきっきりで皇宮のことを教えてやるという条件で、乳母は大喜びで、エレンシアは渋々受け入れます。