漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」は原作oaen先生、漫画LOGO先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ニセモノ皇女の居場所はない」32話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
フィローメルは飛び込んできた銀色の猫に首を傾げました。猫はニヤリと笑い、猫らしく鳴いてみせます。
ニセモノ皇女の居場所はない32話の注目ポイント&考察予想
デレス夫人との見解の相違
迷い込んできた銀色の猫の保護の話から、フィローメルはデレス夫人にここに長居するつもりがないことを打ち明けました。
養子の話を出され、フィローメルがそれを断ったことを知ったデレス夫人は驚愕します。
デレス夫人はユースティスの憔悴ぶりを間近で見ていたのでなおさらでした。
しかしフィローメルにとってはユースティスがそこまで自分に思い入れがあるとは到底思えません。
ニセモノ皇女の居場所はない32話の一部ネタバレ込みあらすじ
猫の保護
珍しい銀色の猫にデレス夫人とフィローメルは驚き、可愛がりました。
撫でても嫌がらないのでかなり人慣れしているようです。
飼い主が必死で捜しているかもしれないので、飼い主が現れるまでここで保護してはどうかとデレス夫人は提案しました。
フィローメルは、自分がいつまたここを出るか分からないからと言葉を濁します。
デレス夫人は戸惑い、聞き返しました。
養子の提案をされて断ったことを知ったデレス夫人は受け入れるべきだと強く断言しますが、慌てて謝ります。
フィローメルはユースティスが必死で自分を捜していたと聞き、複雑になりながらデレス夫人にお礼を伝えました。
デレス夫人もそろそろ休む時間でしたが、デレス夫人はフィローメルが眠るまで傍にいるつもりで編み物を持参しています。
猫は立ち上がりかけましたが、暖炉の前で丸くなりました。
エレンシアは横になりましたが、頭の中が混乱して眠れません。
小説の内容がかすかに変わったこと、実父との出会いと出生の秘密、そしてユースティスとエレンシア…。
接し方が分からずエレンシアは困惑していました。
家族の絆
デレス夫人はフィローメルを気遣い、話すだけで気が楽になることもあるからと話をするよう勧めます。
フィローメルは話題を選び、ユースティスとエレンシアがあまり親しくないように見えたことを口にしました。
デレス夫人は当然だと首を傾げ、いくら親子でもまだ知り合って間もないからだと答えます。
血が繋がった家族なので絆のようなものがあるのではないかとフィローメルは戸惑いました。
デレス夫人は編み物をしながら自身の娘の話を始めます。
子供の頃はお父さんと結婚すると言っていた娘が、大きくなった今ではすっかり他人行儀になり、一言も話さないほどになってしまったのでした。
親子も普通の人間関係と大差ないとデレス夫人は話します。
互いに思いやり、時間をかけて関係を築いていくものだからです。
本での二人は出会ってすぐ睦まじい親子になったのに…とフィローメルは内心困惑しました。
フィローメルがいくら望んでも手に入らなかったものです。
ユースティスも、本ではイザベラと出会うまで家族の絆を感じたことがなかったとされていました。
だからこそユースティスがフィローメルを娘のように思っているという言葉を信じられなかったのです。
皇宮での大変な日々を振り返りつつ、フィローメルは複雑な心境で…!?
続きはピッコマで!
ニセモノ皇女の居場所はない32話の感想&次回33話の考察予想
デレス夫人とフィローメルの考えが違うのは当然のことだと思います。
見てきたものが違うのですからまるっきり違うでしょうね。
デレス夫人からすればあれだけ皇帝に愛されているのにどうして…という思いが強いのではないかと思います。
フィローメルからすればそもそもそれが信じられないでしょう。
ただデレス夫人も結局フィローメルの意思を尊重してくれるようなのでよかったです。
そして個人的には血の繋がりよりも、その人とどんな時間をどれほど過ごしたか次第で絆は変わってくるものではないかと思います。
この猫の正体はやはりルグィーンでした。
ずっとフィローメルの傍で機を窺いながら、デレス夫人がいる以上猫のふりを装っていたのかと思うとほっこりします。
猫から人に戻ったルグィーンが何を思うのか…続きが気になります!
まとめ
今回は漫画『ニセモノ皇女の居場所はない』32話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 猫を保護するという話になりましたが、フィローメルは自分が皇宮を出ることになるからと断り、デレス夫人はその言葉に驚きました。
- 頭の中がぐちゃぐちゃのフィローメルは眠れず、デレス夫人にユースティスとエレンシアの仲があまり良く見えないことについて尋ねます。
- フィローメルは家族の絆を信じていましたが、実際には本と違ってユースティスとエレンシアもすぐに打ち解けているわけではなく、フィローメルはさらに困惑しました。