
漫画「悪女は変化する」は原作 NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は変化する」45話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇族たちがウィンターナイトに避暑に訪れました。そこにかつてレンが想いをよせていたラシアも皇子の婚約者として同行します。レンはエルザにアカデミー時代の出来事を話し、エルザはレンの抱えている重責と辛かった過去に寄り添うのでした。
悪女は変化する45話の見どころ・考察予想
レンからアカデミー時代の出来事を聞いたエルザは、たとえレンが過去のことだと言ってもラシアに対して不快感を感じます。
そうしたことはおくびにも出しませんが、晩餐会でラシアは勝手に疎外感を感じてしまいます。
腹に一物抱えた状態のラシア。
レンはラシアがことを起こす前に釘をさします。
エルザへの愛が感じられて、気分爽快になりますよ!
悪女は変化する45話のネタバレ込みあらすじ
皇子皇女を迎えての初日の晩餐会。
エルザは今日の日にあつらえたドレスに着替えています。
そのときエルザの頭にあったのはラシアのこと―。
ウィンターナイトの女主人エルザ
レンから、アカデミー時代の出来事を聞いたエルザ。
レンはラシアを助けるために剣を振るったのに、そのレンを怪物扱いしました。
さらにその後すぐにバラディミール皇子の恋人になったラシア。
レンは過去のことだと言うものの、エルザはラシアのことを不愉快だと思っていました。
晩餐会場では、先に席についていた皇子たちが談笑をしています。
アナスターシャ皇女がラシアを人形みたいに綺麗だと褒めると、満更でもなさそうに笑うラシア。
そこへレンにエスコートされてエルザが姿を現しました。
乾杯の第一声を皇太子が述べます。
ラシアがグラスを持ち上げました。
ところが誰もグラスを持ちません。
不思議に思っていると、続いてエルザが言葉を続けます。
それを受けてレンも。
次の段になって皆がグラスを掲げ乾杯しました。
皇太子が、昔ながらの乾杯の言葉をエルザが知っていることに感心します。
エルザはウィンターナイトの女主人として、アマリリスの全てを知りたいと思っていると答えました。
この乾杯の言葉はアマリリスの貴族でも知らない者が多いのに、どこで覚えたのか皇太子が質問します。
有能な執事が探してくれた本に書いてあったとエルザ。
そこで、アナスターシャがラシアにこの言葉は知らないわよね?と話を振りました。
おかげで新しいことを覚えたとラシアはそつなく答えますが・・・。
アナスターシャがエルザのドレスを褒めました。
お褒めいただきありがとうございます、皇女さま・・・とエルザが言うと、名前で呼ぶようにと甘えたようにアナスターシャが催促します。
ほんわかしたムードで和気あいあいの二人。
エルザのドレスがドーラン・カレンのものだと聞いて、もうすぐ首都でも似たようなデザインのドレスを多く見るようになるだろうとアナスターシャが言いました。
でも、本当にカレンのドレスを着ている人は殆どいないだろう、と。
アナスターシャがラシアにカレンのものだったかしらと聞きました。
ミス・ミシェルのものだとラシアが答えます。
ああ・・・それも最近人気があるらしいとアナスターシャが言うと、軽くあしらわれた感じがしてラシアは気を悪くするのでした。
疎外感を感じるラシア
レンがエルザの好物だろうと料理を取り分けて渡しました。
それを見てアナスターシャがレンが本当に愛妻家になったと興奮します。
レンはもともとこういうことをする人ではなかったと面白そうにアナスターシャが言いました。
エルザは、初めて会ったときから思いやりがあって親切だったと答え、レンの手に手を重ね、今はもっと優しい、だから幸せで毎日が夢のようだとはにかみながら言葉にします。
レンも照れた様子。
そんな顔をするレンも珍しいとアナスターシャがさらに煽ります。
こんな優しい表情は初めて見たと大はしゃぎするのでした。
ラシアはだんだんいたたまれない気分になります。
ラシアのそんな様子をレンは気づいているようでした。
レンの完全なる拒絶
食事が終わり、それぞれ部屋に戻ろうというとき、アナスターシャがエルザを散歩に誘いました。
エルザも快く受けます。
ラシアも誘いますが、体調が悪いと言って辞退しました。
ラシアはひどく気分を害しています。
皇子たちと大公家だけで盛り上がっていたと腹を立てているのです。
大公家をバカにするようなことを言っていたバルディミールまでが一緒になって談笑していることが余計に腹が立ちました。
それに、レンのエルザを見る顔にも嫉妬心が湧き上がります。
そのとき、レンがバレンシア男爵令嬢、と声をかけました。
少し話をと言われて、ほくそ笑むラシア。
もちろんよ、ルカルエンと答えると、ウィンターナイト大公だと訂正するレン。
まだ私に拒絶された時の傷が癒えないのねと見当違いなことをラシアは口にしました。
するとレンは、私の妻に余計なことはしないでいただきたいと冷たい目で言います。
ラシアはビクッとしてどういう意味かと聞き返そうとレンを見ると全身から冷たさを感じ・・・。
私が何をしたっていうの?と返すラシアに、なにかするつもりでしょうとレンが言います。
自己満足のためにエルザを利用するのはやめてほしい、彼女がつまらないことで気分を害するところを見たくないと言い放ちました。
手を伸ばそうとするラシアを拒絶して、レンは立ち去っていきます。
ラシアは嘘よね、と呟いてその場に呆然と立ちつくすのでした。
悪女は変化する45話の感想&次回46話の考察予想
レンの態度にすっきりした!という人多いと思います。
エルザには淡々とラシアのことを話していたけど、熱が冷めてみて冷静に彼女を観察してみるといろいろなものが見えてきたのかもしれませんね。
エルザも、ただいい人ってわけじゃないから、ラシアのことを好意的に見れない自分を否定もしないで不愉快だと思う姿勢にあっぱれです。
ウィンターナイト大公と大公妃を甘く見ちゃダメってことですね。
まぁ、ラシアもこのまま引き下がるとは思えないので、避暑の間になにか騒動が持ち上がるのかも?
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』45話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
レンが想いを寄せていたことよりも、ラシアが助けてもらったのにレンを怪物呼ばわりしてことにエルザは不快感を感じます。
ラシアはまだレンが自分に未練があると思い込んでいたのに、実際のレンは愛妻家の顔を見せるし、王族たちは勝手に盛り上がっているし・・・とラシアは疎外感を感じてしまいます。
元は自己中心的でうぬぼれているラシアが自ら招いていることですが、レンにエルザに余計なことをするなと釘を刺されてしまうのでした。