
漫画「悪女のペット」50話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
悪女のペット50話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
屋敷のみんなに温かく見送られ、旅立ったシャシャ一行。
レベッカも長年彼女を理解してくれなかった父親との誤解が解け、見送られながら旅立ちました。
楽しく会話を楽しんでいた一行でしたが、シャシャの婚約式の準備に話題が及んだときから馬車の中の雰囲気はギスギスし始めます。
お互いをけん制しあうアースとレベッカに焦り、ナスカに助けを求めたシャシャでしたが、ナスカも彼女の話に乗ってくれません。
シャシャは開始早々訪れた危機に、先が思いやられるのでした。
レベッカが抱える、シャシャへの伝えられない思い
レベッカはシャシャに初めて会ったときのことを思い返していました。
愛らしい外見と彼女のことを思いやり、たくさんの優しい言葉と新しい教えをくれたシャシャ。
レベッカはシャシャのためなら何でもできると思っていました。
だからこそ、令嬢たちのストレスのはけ口となってでも社交界に自分の居場所を作ろうとしていたシャシャを救い出し、レベッカの元で守ってあげてもいたのでした。
しかし、いくら仲が深まってもシャシャがレベッカに自分の話をしてくれることはありませんでした。
もう少し仲良くなればもしかしたら、という可能性を捨てきれないまま、今日まで何も聞けずに来てしまったことをレベッカはつらく思っていました。
急に黙ってしまったレベッカを心配するシャシャ。
彼女に心配しないでと返しながらも、レベッカはどうしても我慢できない胸の痛みを覚えるのでした。
心の中が変わっていくのに気が付いたナスカ
馬車が止まり、目的地に到着したことを告げます。
目の前に広がる美しい湖にはしゃぐシャシャを横目に、いまだ冷戦状態のレベッカとアースでしたが、来たからには楽しもうと言い合います。
続けてアースは、自分はナスカをまだ警戒しているとナスカに告げるのでした。
出身も身分も明かさずフードも外さないナスカでしたが、シャシャを傷つけないためにも正体を徐々に明かしてほしいというのがアースの願いでした。
何も答えないナスカでしたが、内心は生意気なことを言う人間に腹が立っていました。
自分の正体を知ったら許しを求めるにちがいない、と考えを巡らせたナスカはそれでも一度は大目に見てあげよう、と思い直すのでした。
美味しそうな魚を見つけてナスカを昼食に誘うシャシャの姿を見ながら、ナスカははたと気が付きます。
自分が人間の立場に立ってものを考えるようになったことに。
シャシャの存在は、ナスカの心のなかも少しずつ変えていっているようでした。
悪女のペット50話の読んだ感想
シャシャをめぐるレベッカ、アース、ナスカそれぞれの胸の内が明かされた今回のエピソード。
特にレベッカの、シャシャを特別に思うあまり片思いのようになっている回想はとても見ていてつらかったです。
そして口には出さないものの、少しずつ人間の気持ちに近づいてきたナスカ。
シャシャを取り巻く皆の関係はどのように変わっていくのでしょうか。
次回が楽しみです。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』50話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。