漫画「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」は原作天壱先生、漫画SORAJIMA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」8話~9話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ゼフォンは食事の席に現れたラースの姿に目を見張りました。彼女は黒髪ではなく、美しい金髪を揺らして現れたのです。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です8話~9話の注目ポイント&考察予想
蝙蝠女の本当の姿
ラースの悪評の多くは、彼女だけが王族の中で黒髪だということにまつわるものでした。
だからこそ蝙蝠女と呼ばれ、王妃の隠し子とまで囁かれていたのです。
しかし実のところ、ラースは高い魔力をあらわす美しい金髪を持っていました。
これまでは家族がラースを利用して捨てるため、黒髪に染めさせていたのです。
お求めいただいた暴君陛下の悪女です8話~9話の一部ネタバレ込みあらすじ
変貌を遂げたラース
過去の世界ではニコラも愛人たちにペンキをかけられ、泣き叫んでいました。
甘やかされて育った彼女には、皇妃である自分がこんな目に遭うのが許せず、国に帰ると叫んで癇癪を起こします。
こういうのは全部姉の役目だったと彼女は文句をつけ、自分が受けた仕打ちを手紙で父親に告げ口していたのでした。
一方ゼフォンとの食事の席に現れたラースに、ゼフォンだけではなく周囲の使用人たちが皆動揺していました。
後ろにいるシングはさすがだと褒め、蝙蝠女から皇妃様へと見違えたと囁きます。
その呼び名は今いう必要があるのかとラースは突っ込みました。
食事が始まる前に間に合ったことに安心しながら席に着きます。
ペンキも染料も綺麗に洗い流すことができました。
元々この髪も、もう染め直す必要がなかったのです。
大事な彼女が魔力欲しさに狙われないように、黒髪の方が似合うからという家族の言葉で、ラースはこまめに黒髪に染め直させられてきました。
しかし最期に家族が自分を最初から切り捨てるつもりで、黒髪がその証拠だとエリクに告げられたのです。
結婚後もベリエの蝙蝠が牽制になるかと思い放置していましたが、ちょうどよかったとラースは思いました。
黄金の髪は、祖国ベリエでは王族の証です。
ラースやゼフォンのような金や銀の輝く髪は、強い魔力を持つ証でもありました。
だから家族はラースの評判を落とすために髪を染めさせたのでしょう。
この金髪だけでも魔力の高さという価値をゼフォンに見せることができます。
ラースの価値
ゼフォンは驚いて固まっていましたが、ラースが戸惑いながら声をかけるとごまかすようにグラスのワインを飲み、侍従に注ぐよう指示しました。
食事前にもうグラスが空になっていることに戸惑いながら、侍従は大人しくワインを注ぎます。
ラースは過去の世界でゼフォンが自分を誘った時、伸びてきた金髪を彼が見ていることを思い出しました。
髪を染めたのではなく地毛に戻したのだと聞いてゼフォンは困惑します。
家の方針で隠したという彼女の言葉を聞き返すと、ラースは一族の魔力をあまり継げなかった妹のためだろうと苦笑しました。
エリクの魔力を聞かれたラースはそれなりだと短く答えます。
王位継承者の王子が女であるラースより魔力が低くては格好がつかないからだと笑って伝えました。
劣等種は淘汰され、優等種だけが繁栄すればいいという考えを持つゼフォンには理解できません。
ラースは笑顔でゼフォンが自分に興味を持ってくれたこと、ありのままの姿で食事ができて嬉しいことを伝えました。
しかしゼフォンは冷たく遮り、愛人たちほどの利用価値がないことを指摘します。
ラースは笑顔を崩すことなく、自分には彼女たち以上の価値があると断言しました。
ゼフォンは怒りをあらわにして、自分の気分次第でいつでも始末できると警告します。
ラースは微笑み、自分を〇したらせっかくの国家を揺るがす情報を取り損ねると指摘しました。
白鯨船の情報
警戒した様子で聞き返すゼフォンに、ラースは試してみないかと笑いかけ、白鯨船という言葉を口にします。
ゼフォンと侍従たちは目を見開いて彼女を見つめました。
白鯨船はシャリオルト帝国で重要な役割を持つ国家貿易船で、貿易資源を積んで来月帰国する予定です。
過去の世界では一ヶ月後に、ベリエの友好国カプリコル王国がこの白鯨船を強襲しています。
狙いは船の積み荷で、白鯨船は乗組員ごと消え、帝国は大事な貿易品と船を失いました。
ベリエはカプリコルからの莫大な見返りと引き換えに、この白鯨船強襲の隠ぺいに協力していたのです。
ニコラの嫁いだ国の船を襲うことに躊躇したラースでしたが、自国と世界平和のためという家族の言葉にそそのかされて協力してしまいました。
本当に愚かだったとラースは悔やみます。
結局帝国は強襲の犯人を見つけられず、ゼフォンは侵略で自国の損害を補填しましたが、犯人を血眼になって捜したのは有名な話です。
その白鯨船が一月後に襲われるという情報を得たとラースは告げました。
襲われる細かい日時と位置、もっと詳しい情報も知っているという彼女の言葉にゼフォンは反応します。
他にも多くの情報を持っているのできっと役に立てるはずだとラースは語り、自分の価値を一度試してはどうかとゼフォンに笑いかけました。
白鯨船以外の情報を聞かれ、ラースは必要な時にまた…と答えをはぐらかして笑みを浮かべます。
情報の重要性は痛いほど理解していたので、ここで全て話すわけにはいきません。
ゼフォンはムッとした様子でしたが、ラースの言葉に乗ることにします。
白鯨船が本当に襲われて阻止出来たら彼女の価値を認めようと宣言しました。
もし本当に白鯨船を襲う連中が現れたら全員海の底に沈めてやるつもりで、それが無駄足となったら沈むのはお前だと警告します。
ラースは笑みを浮かべて承諾しました。
一方ラースが金髪で、しかもゼフォンと何やら取引をしたらしいと聞いたエリザは怒り狂っていて…!?
続きはピッコマで!
お求めいただいた暴君陛下の悪女です8話~9話の感想&次回10話の考察予想
ラースの地毛が金髪だったことにびっくりしました!
これまでラースが陰口を叩かれていた理由の一つは王族の中で彼女だけが黒髪だからだったはずです。
わざわざあんなに綺麗な金髪を黒く染めさせていたなんて、改めてラースの家族のクズっぷりにうんざりします。
蝙蝠女と言われていたのにこれまで一度も自分の地毛のことに触れなかったラースもすごいです。
あれだけ黒髪を理由にこき下ろしたエリザは逆に赤っ恥ですね。
ゼフォンとの取引はちょっとハラハラしました。
ラースが自分を信じさせるために白鯨船を襲撃させると誤解されたりしなくてよかったです。
無事にラースの狙い通り進むことを祈るばかりですね。
まとめ
今回は漫画『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』8話~9話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ラースはエリザの嫌がらせを機に、黒く染めていた髪を地毛の金髪に戻したのでした。
- ゼフォンはラースの地毛が金髪だったことに驚いたようですが、調子に乗らせないよう牽制します。
- ラースは過去の世界で起きた事件、白鯨船の情報をチラつかせてゼフォンに自分の価値を確認するよう持ちかけました。
- 半信半疑のゼフォンでしたが、徒労に終わればラースを海に沈めるという条件で応じることにします。
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