漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」は原作oaen先生、漫画LOGO先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ニセモノ皇女の居場所はない」5話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇帝はフィローメルの寝言を聞いて自分に似たような過去があったことを思い出しました。フィローメルの心境に思いを馳せましたが、思い違いだろうと小さく呟きます。
ニセモノ皇女の居場所はない5話の注目ポイント&考察予想
ナサールの気持ちは…
風邪でダウンしていたフィローメルのもとにナサールが来てくれました。
フィローメルの婚約者である彼は思慮深くてとても優しい少年です。
しかしフィローメルは彼と話をしながらあることを悟りました。
ナサールはフィローメルに関心がなく、自分としたいと思うことが何もないのだということに…。
ニセモノ皇女の居場所はない5話の一部ネタバレ込みあらすじ
皇帝からのお見舞いの品
翌朝、フィローメルの元には貴重な世界樹の実が届けられていました。
皇帝からということでフィローメルは驚きます。
乳母は、本当に昨日は何もなかったのかと探りを入れましたが、フィローメルは戸惑いながら否定しました。
世界樹は大陸の中心部にある聖なる木で、その木の実は滋養強壮に効果があるとされています。
毎年十数個が皇宮に献上されると聞いていましたが、まさか自分が貰えるなんて思ってもみませんでした。
おそらくポルランが皇帝の名を借りて送ってくれたのだろうとフィローメルは解釈し、お礼を伝えるよう乳母に頼みます。
乳母は意外そうでしたが、エイブリドン公子から彼女の体調が良い時にお見舞いにくると連絡があったと伝えました。
フィローメルは考え込み、今日の午後にするよう答えます。
午後にフィローメルが応接室へ向かうと、部屋の中から話し声が聞こえました。
公爵が不機嫌な息子をなだめているようです。
友達との先約があったとはいえこれは義務だと諭す公爵に、ナサールは分かっていると答えます。
フィローメルは深呼吸して部屋に入り、二人に笑顔で挨拶しました。
ナサールとの会話での気付き
しばらくお茶をともにした後、公爵は会議のため席を外します。
ナサールに笑顔で無言の圧力をかけ、公爵は部屋を後にしました。
フィローメルは改めて思慮深くて優しい婚約者、ナサールを見つめます。
視線に気付いて首を傾げるナサールに、フィローメルは風邪が治ったらピクニックに行かないかと誘いました。
ナサールは笑顔で頷きます。
何を提案してもナサールは笑顔で賛同し、フィローメルは納得しました。
ナサールは自分と一緒にしたいことが何もないのだと気付いたのです。
意志のない返事と適当な相槌だけの会話でした。
小説のナサールは進んで何でもしてくれましたが、それはフィローメルではなくエレンシアの傍でのことです。
ナサールは自分と同じ気持ではなかったのだと理解したフィローメルは立ち上がり、誘いをなかったことにするよう伝えてお見舞いに来てくれたことへのお礼を伝えました。
これからは自分の遊び相手のためにわざわざ来てくれなくて良いので、他の友達と自由に過ごしてほしいと笑いかけます。
ナサールは慌てて立ち上がり、彼女の気分を害してしまったのなら…と謝ろうとしました。
しかしフィローメルは笑顔で壁を作ります。
それ以上何も言えずにシュンとして頷くナサール。
フィローメルは彼を見習おうと決意して踵を返し…!?
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ニセモノ皇女の居場所はない5話の感想&次回6話の考察予想
あれだけ冷たい反応だった皇帝が貴重な実を贈ってくれたのは意外でした。
やっぱり夜にフィローメルの泣き顔を見て思うところがあったのでしょうか。
ポルランが皇帝の名を使ったのだろうと思っているあたり、フィローメルの皇帝への期待値が本当にないことが分かります。
ナサールとの関係もどうなのでしょうか。
良い関係を築いているように見えますが、確かに表面上だけのような気もします。
一切意思表示せずにこちらに合わせてくる人と一緒にいても息が詰まりますよね。
ナサールはフィローメルを嫌いではないと思うので、ただ気を遣っていただけだったのかもしれません。
皇帝や使用人、婚約者まで自分の味方ではないというのは落ち込みますね…。
まとめ
今回は漫画『ニセモノ皇女の居場所はない』5話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 翌朝フィローメルには皇帝から貴重な世界樹の実が届けられましたが、フィローメルはポルランが皇帝の名で届けてくれたのだろうと解釈しました。
- お見舞いに来てくれたナサールが本当は乗り気ではなかったと話しているのを聞いてしまい、フィローメルは笑顔を貼り付けて二人と会話します。
- ナサールと話をしながら、フィローメルは彼が自分としたいことが何もないのだと気付き、彼と距離を置くことにしました。