漫画「悪女の定義」は原作HÆON先生Yuns先生、漫画Min(REDICE STUDIO)先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女の定義」8話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。
川に落ちてしまった芙美が評判の悪女に憑依?
生前のシャティが願ったレジーナになるために芙美はレジーナ争いに巻き込まれることに!
悪女の定義8話の見どころ・考察予想!
正義感強い女性がわがまま令嬢に憑依!
正しいと思ったことを貫いて生きてきた芙美は、ある日、次々と最悪な展開に見舞われます。
彼氏を友人に奪われ、自分を面白おかしく噂する女生徒たちの会話を聞いてしまうのです。
一人、川岸でやけ酒をし、すっきりして帰ろうとしたところで、足を滑らせ川に落ちてしまいました。
フッと目が覚めた芙美の目に映ったのは豪華な部屋に、外国人のおばさん。
しかし、知らない言語を話すおばさんの言葉は瞬時に理解でき、彼女が自分のばあやだと理解できたのです。
両親もやってきて、記憶が押し寄せてきました。
芙美の身体はシャルティアナ・アティーゼ・カイロンという、公爵令嬢でした。
シャティという愛称の彼女は、大病により死亡したと予想した芙美は、自分も溺死したのだと悟ります。
シャティとして生きることになりましたが、浮かぶ記憶は自分が苦手な悪女そのものの行動ばかり。
シャティが執心していた皇太子には恋人がおり、彼女に対し数々の嫌がらせをしてきました。
それは周囲に悪女として轟くほど。
シャティのこれまでの行為に頭を抱えましたが、前世では得られなかった両親の愛情を感じ、このまま家族とゆっくり過ごすのも悪くないと思っていました。
しかし、ここでも以前シャティがおねだりしていた出来事に振り回されることになるのです。
皇后になるための第一歩、レジーナの候補になれるよう、シャティは父に頼み込んでいたのでした。
そして、レジーナ候補になってしまったシャティは、宮廷にてレジーナ争いをすることになったのです。
当然シャティはレジーナになる気はありませんでした。
皇室からの命令に背くわけにもいかず、父の努力も組んだシャティは、レジーナ候補のお披露目パーティーに参加することになりました。
さっさと皇太子の恋人であるアイリーンに謝罪をしてしまおうと思っていたシャティ。
しかし、そのアイリーンは皇太子のエスコートで登場し、周りにアイリーンが有利だと見せつけて以降、控室に行ってしまいます。
仕方なく控室に向かったシャティですが、そこではアイリーンの取り巻きがシャティの悪口を言っている場面でした。
しかし、アイリーンは自分が皇太子のエスコートで入場したため傷ついただろうシャティを気遣います。
そして、ここで悪口を言っているのを知ったら更に落ち込んでしまうだろうと周りを止めるのです。
一見、優しさで止めたように聞こえる言葉ですが、自慢がちらちら見える言葉にシャティは違和感を覚えつつ、仕方なく会場に戻りました。
パーティーが開始し、皇太子はレジーナ候補全員と踊る決まりでしたが、皇太子はシャティを一切無視し、シャティと踊ることはありませんでした。
徹底したその行動にシャティは自分だけでなく両親にも周りの目が集まり侮蔑されていることに怒りを覚え、泣いたり騒いだりせず、じっとただ耐えていました。
そんなシャティを助けたのは、王子の一人で、踊ってくれたその手を暖かく感じたのでした。
パーティーでの屈辱をバネにし、シャティは宮廷までの一ヶ月間、徹底的に勉強をしました。
両親も心配や驚きつつもパーティーでの皇太子の態度に怒りを覚えていたのです。
そして一ヶ月後、宮廷入りをしたシャティは大泣きする父と母に別れを告げ、ばあやと二人で挑みます。
まずはアイリーンに謝ろうとしますが、何故か内宮のメイドはシャティに怯え、アイリーンは不在と伝えました。
シャティの悪名は確かに貴族会では轟いていましたが、内宮にまで噂が来るとは思えずシャティは疑念に思いますが、ばあやに促され、庭園を散歩していました。
しかし、運悪く、皇太子とアイリーンが散歩している現場に出くわし、仕方なく挨拶をしてさっさと立ち去ったのでした。
後日、ばあやには身分の低い者に自分から行くなんてと怒られて何度かアイリーンの元に行けませんでしたが、上手く誤魔化してアイリーンと会うことが出来ました。
散々いじめられたからか、アイリーンは警戒をしている雰囲気です。
そこで、潔く今までのことを謝罪すると心底驚いた様子のアイリーンですが、すぐに気持ちを切り替たようです。
アイリーンはここで皇太子の名を出し、自分が許しても彼が許してくれるか分からないと言ってきます。
これは貴族式会話でよくあることで、権力の強い人物の名を上げることで自分が優位だと示したのです。
シャティはすぐさまそれを悟り、寛大な皇太子なら許してくれるでしょうと返すと、シャティを侮っていたらしいアイリーンは、シャティが会話の裏を読んだことに驚いています。
会話の中で、アイリーンは親切という仮面を被っているのではないか、と考え、警戒されぬように馬鹿なふりをします。
皇太子の事は諦めたから、二人の仲は邪魔しない、仲直りしてくれてありがとうと告げ、さっさと退室したのでした。
既にシャティの行動を読んでいたばあやが待機していたことに驚きますが、更に驚愕の事実に直面します。
アイリーンの立場よりもさらに上のプラチェット伯爵夫人がアイリーンの侍女となったことを知ったのでした。
アイリーンの裏の顏を察したシャティと、元からシャティを軽視していたアイリーンのレジーナ争い。
一先ず謝罪をしたことでそれに関しては一段落ですが、アイリーンに身分違いの侍女が付いたという事に驚愕するシャティとばあや。
恐らくは恋人である皇太子の采配なのでしょうが、問題にならないのでしょうか。
身分や勢力など、恐らくはレジーナ候補二人だけの争いではなく、周りの環境も影響してくるのでしょう。
この不利な状態からシャティはどうやって戦っていくのか、とても楽しみですね!
悪女の定義8話のネタバレ込みあらすじ
シャティに侍女が来ない!?
プラチェット伯爵夫人が侍女になるということは、いくらレジーナと言ってもあり得ないことのようです。
自分の家門よりも上の家柄の侍従を付けるとなると、皇太子殿下の承認を得る必要があります。
皇太子が指示をしたと考えるしかありません。
そして、新たな問題をばあやに指摘されます。
シャティには、侍女がまだいない、ということです。
入宮後、一週間経っても侍女が付けられないシャティですが、レジーナという立場から主に部屋で過ごすことしかできません。
シャティは時間が経つにつれ、新たな事に気づきます。
レジーナの侍女になるということは、侍女の家門がそのレジーナを支持しているという意味になります。
つまり、ステナ家をプラチェット家が支持をしているとも取れるし、更に力のある家紋がステナについたら、ジワジワとカイロン家の息の根を止めようとしていることになります。
状況はすでにカイロン家には良くない方向に傾いていて、シャティの大切な家族の運命も掛かっているということなのです。
意を決し、大人しくすることをやめたシャティは、一人で図書館へと向かうという行動に出ます。
レジーナがたった一人で出歩くことに兵士も心配し声を掛け、様々な人々も驚きシャティを見守っています。
彼らに聞こえるように、心配してくれる兵士に侍女がおらず、図書館に行くにも一人で行動するしかないと伝え、図書館でも一人で行動していることをアピールしました。
そして、一番の目的。
父であるカイロン伯爵に偶然出会うこと。
侍女のリストは提出しているが、西部地域の干ばつを理由に返事を遅らせ承認もしてくれないとのこと。
更にプラチェット伯爵夫人が侍女になったということで大騒ぎになってるようです。
カイロン伯爵はシャティを心配しますが、侍女がいないことを周りにアピールしてきたことを伝えると賢い方法だと褒めてくれました。
シャシャは皇太子殿下がカイロン家を冷遇する理由を尋ねますが、カイロン伯爵はここで話すことはできないと、何かあることを匂わせます。
話が終わりシャティが戻ろうとした時、カイロン伯爵はシャティを抱きしめ、皇太子への気持ちを確認してきたのです。
悪女の定義8話の感想と次回9話の展開を考察予想!
カイロン伯爵と皇太子殿下の確執とは?
何かしらありそうな関係のカイロン伯爵と皇太子殿下。
しかし、こんなあからさまな差別をしてレジーナとしての競争は意味があるのか疑問に思ってしまいます。
ただ単にカイロン伯爵家を追い詰めたくてシャティを候補にしたというのでしょうか。
色々な権力や家門同士の関係なども関ってきて、簡単に決定するわけにはいかないのでしょう。
ですが、今の印象からしたら皇太子殿下が逆に皇帝に相応しいのかどうかも疑問に思えてきてしまいます。
彼の考えや状況も知りたいところですね。
いよいよやる気になってきたシャティ。
これからどんどんのし上がって行って欲しいです!
まとめ
今回は漫画『悪女の定義』8話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
アイリーンには不相応な侍女が付き、シャティには一週間経っても侍女が来ません。
その差別ともいえる状況をシャティは周りにアピールすることで改善させるように行動しました。
カイロン伯爵と皇太子殿下の間にも何かしら確執があるようで・・・。