
漫画「悪女の定義」4話は原作HÆON先生Yuns先生、漫画Min(REDICE STUDIO)先生の作品で、ピッコマで配信中です。
今回は「悪女の定義」の4話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
悪女の定義の【4話】の考察予想
自分と正反対の性格の悪女の体に入ってしまった女性が逆境を乗り越える!
その日は、小柳芙美にとって人生において最悪の一日を過ごすことになります。
友人だと信じていた友達と、自分が大好きだと学内でも有名な恋人に裏切られてフラれてしまいます。
更にトイレの個室で落ちこんでいるところに追い打ちのように同じ学部の友達たちが自分を馬鹿にし、フラれたことを面白がる悪口を聞いてしまいました。
恋人を奪うために近づいてきた友人、自分を心配するようなメールを送る一方で悪口を楽しそうに話す友人達。
一気に人の嫌な部分を見せつけられた芙美は、川辺で一人、お酒を飲んで気を紛らわそうとします。
しかし、中々酔えず、自分が思った以上に恋人の事が好きだったことにも気づいて耐えていた涙がどっと溢れてきました。
しばらく泣き続け、ようやく落ち着いてきたころ、気持ちも整理出来て後はもう寝てすっきりしようと思った瞬間、足元が滑り、そのまま川に落ちてしまいました。
思ったよりも深い水深に息苦しさと身動きの取れない体に死を覚悟したその時、我に返った瞬間呼吸が出来て身体もシーツに触れていることに気が付き助かったのだと悟りました。
しかし、芙美の視界には病院にしてはあまりにも豪華すぎる装飾の部屋。
唖然としている間に外国人のおばさんが話しかけてきて混乱してしまいます。
そして、全く聞いた覚えのない言語のハズなのに理解できることにも疑念が浮かびます。
一体何が、と思う間もなくシャルティアナ、という名を呼び飛び込んできた男女に抱きしめられつつ、少しずつ理解してきました。
どうやらこの身体は「シャルティアナ・アティーゼ・カイロン」という名の少女で、数日重病により意識を失っていました。
その身体に芙美の魂が乗り移ったことでシャルティアナの身体は蘇り、彼女の人生を生きないといけないということ。
つまり、シャルティアナも芙美も、おそらくは死亡している、ということ。
タイミング的に失恋の末の自殺と思われてしまいそうな可能性に絶望しますが、更に芙美を落ち込ませる原因がありました。
この身体のシャルティアナは悪女中の悪女であり、皇太子に恋をし、その恋人にいやがらせ三昧だった生活を次から次へと思い出し、いたたまれない気持ちになります。
芙美は裏切られた側の気持ちが分かるため、横やりを入れているシャルティアナの身体で生きていくためには何とかこれから挽回しないといけない、と心に決めました。
そんなシャルティアナに、父親は異変を感じたようで、まるで違う人のようだと言われ、以前シャルティアナが呼んでいたように「パパ」と呼び、彼の父としての愛情を実感して喜びを覚えます。
芙美の家庭は男尊女卑の家庭で、家族愛などとはかけ離れた生活だったため、父親の過剰とも言える愛情がくすぐったくもありますが、これからは平和に家族で生きていきたいという目標も出来たのです。
しかし、このタイミングで皇后候補を決める初めの一歩であるレジーナに、シャルティアナが選ばれたという報告を聞くのです。
シャルティアナの願いということで父が色々なところに頭を下げまくって勝ち取った権利ということで、早速平和に生きるという夢は崩れましたが努力しようと決意します。
更に相手のレジーナはすでに皇太子と恋人だという、今までいじめてきたアイリーン。
恋人を奪う行為は避けたいと思う芙美は、レジーナ争いは怪しまれないように負けよう、と思うのでした。
悪女として生きてきたシャルティアナの汚名を挽回できるのか、芙美の正義感がこれから活かされていく面白そうなお話になりそうですね!
それにしても、恐らくはあの女性の嫌な部分を駆使して競い合うことになるでしょう、レジーナ争い。
まだ心の傷も癒えていないのに芙美はやっていけるのでしょうか。
今後の女の闘いがとっても楽しみですね!
悪女の定義【4話】ネタバレあらすじ
屈辱的なお披露目パーティー!
いよいよレジーナお披露目パーティー当日。
芙美はシャルティアナが美人過ぎてうっとりしてしまいます。
パーティーの場では相手は顔見知りでも自分は初見で記憶と照らし合わせての挨拶なのでとても大変でクラクラしてしまいます。
しかし、そんなシャルティアナを彼女の母が「緊張しているようです」フォローしてくれました。
早速アイリーンを探そうとしますが、彼女の姿は無く、ステナ伯爵の姿だけ発見します。
シャルティアナはこの伯爵が偉そうに振舞う様子を好ましく思っていませんでした。
嫉妬もありますが、彼の地位の者が自分の前であのような態度で振舞うのがあり得ないことでしたから。
芙美もレジーナに娘が選ばれたことに浮かれているのだろうと呆れてしまいます。
そんなとき、なんと皇太子殿下のエスコートでアイリーンが登場します。
そのあからさまな贔屓に周りは次期皇后はもう決まりだろうと囁き、シャルティアナの母も手を握ってくれ、父からも皆がそっと背を向ける・・・。
自分のことよりも家族が侮辱された行為に皇太子に対し怒りが抑えられません。
しかし、まずはアイリーンに謝罪しようと意気込みますが、ある一室からシャルティアナの悪口が聞こえてきます。
蘇るトイレでの記憶にゲンナリしますが、悪口を言う女性たちを諫めるアイリーンの声が聞こえて息をのみます。
彼女の言葉はシャルティアナをフォローし庇うような言葉ですが、しかしアイリーンの言葉に違和感を覚え、疑念を抱くのでした。
悪女の定義4話の感想&次回5話の考察予想
恋人だからとあからさまな贔屓に苛立つ芙美
彼女にとって、シャルティアナの両親はもう自分の両親である感覚になってきているのでしょう。
レジーナのお披露目で恋人のアイリーンをエスコートする行為に、自分よりも家族を侮辱されたと怒る芙美は当然アイリーンよりも皇太子レオフォードに苛立ちを覚えているようです。
そして、ここでもやはり女性特有の悪口に閉口してしまう芙美の耳に飛び込んだのは、アイリーンのフォローのようで落としている言葉に芙美は違和感を覚えています。
「レジーナなのに殿下に嫌われているのに悪口を言われていたら可哀そう」。
フォローではないですよね。
まぁ、さんざんいじめられていた相手なのだから仕方ないとは思いますけど、いい人ぶっている感じが否めないというか・・・。
彼女の本性は一体どんな人なのか、これからどんどん露見していくのでしょう。
不利な状況からどう切り抜けていくのか、続きがとても楽しみです!
まとめ
今回は漫画『悪女の定義』4話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。