
漫画「奪われた家門の当主になろうと思います」は原作hayul先生、漫画SHERDOG先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「奪われた家門の当主になろうと思います」23話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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奪われた家門の当主になろうと思います23話の注目ポイント&考察予想
ディモナはカン、フィルロスを食事に招待してました。
目的はただ1つ、自分の騎士団を作ると伝えるため。
しかしその目的を伝える前から兄2人、特にカンがフィルロスを目の敵にしています。
いわれのない敵意と身に覚えのないことばかり言われるフィルロスも次第に怒りをためていきました。
都合よく兄2人がいがみ合っている状況を見たディモナは、互いに自滅し合ってくれればいいとほくそ笑みます。
奪われた家門の当主になろうと思います23話の一部ネタバレ込みあらすじ
フィルロスを目の敵にするカン
昨夜金庫に盗みに入った犯人をフィルロス側と勘違いしたままのカンはフィルロスと食事する気は一切なく、食事の席を突然用意したディモナの目的に早速入ります。
裏切り者と身に覚えがないカンの言い様にフィルロスはどういうことか尋ねます。
フィルロスの反応はただ惚けているようにしか思えないカン。
兄2人がにらみ合いを始めたのをディモナが笑顔で仲裁に入ります。
食事の席を設けた目的
『騎士団』を作ることにしたと兄2人に伝えるディモナ。
反対するフィルロスにディモナは以前クロエと打ち合わせた通りの理由を言います。
自分のものを守る力が必要と主張しました。
そして商人として地方にばかり行っているヘレイス男爵も呼び戻そうと思っていることも伝えます。
フィルロスはようやくディモナが食事の席を設けた目的に気づきました。
ディモナの勢力が大きくなるのだけは阻止したいフィルロスは執事部の権利を握っていることを理由に反対しようとします。
ディモナの言い分も理解できるカンは『騎士団』を作ることに賛成しました。
賛成してくれたカンを持ち上げるようにディモナは大喜びします。
仲違いするカンとフィルロス
食事の席を設けられたときから目の敵にされ、騎士団賛成までしたカンの行動に我慢ができなくなったフィルロスはとうとう声を荒らげました。
カンから返ってきた言葉はやはりフィルロスには身に覚えがありません。
昔からヘビのようにずる賢く小細工ばかりとフィルロスの性質を当てつけてきました。
そこまで言われるようなことをしていないフィルロスの疑問は、カンからはただ白を切っているように映ります。
カンはフィルロスへ忠告という名の宣戦布告をし、席を立つ際にディモナにも騎士団までだと釘を刺していきました。
奪われた家門の当主になろうと思います23話の感想&次回24話の考察予想
完全に犯人はフィルロスと思っているカンのあからさまな敵意に身に覚えが全くないフィルロスは困惑気味です。
その反応さえカンから見たら白々しく見えるのでしょうね。
これはフィルロスの普段の行いが悪いんだろうなと少し思いました。
フィルロスの性格、性質はカンが言ったようにヘビのようにずる賢いもの。
なにかあっても巧みに誤魔化し、うやむやにして自分の思い通りに上手く操ってきたからこそカンも疑いようもなくフィルロスを犯人と断定しているのでしょう。
今回は兄妹間でかなりの摩擦と油断ができました。
この結果全てクロエの計算通りだとしたら空恐ろしいですね。
まとめ
今回は漫画『奪われた家門の当主になろうと思います』23話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- フィルロスを犯人と思っているカンはフィルロスを目の敵にします。
- ディモナが兄2人との食事の席を設けた目的は騎士団を作ることを伝えるため。
- ディモナの勢力が大きくなることを阻止したいフィルロスは騎士団を作ることを反対します。
- カンはディモナの言い分も理解できると騎士団を作ることに賛成。
- 白を切っているように見えるフィルロスに忠告し、ディモナにも騎士団までと釘を刺して席を立つカン。