
漫画「捨てたゴミは二度と拾いません」は原作 H.N.先生、漫画 Vertex先生・TEAVA先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「捨てたゴミは二度と拾いません」30話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
捨てたゴミは二度と拾いません30話の注目ポイント&考察予想
フィレンは、首都でのパーティーから、レイラに対してよく分からない言動を取っています。
カリアンとレイラが2人でいたことについてレイラに怒ってきたり、ウィリオット公爵夫人となるのはレイラだけだとの計画を話したり…です。
また、自分はウィリオット公爵としてこれからは執務も全部こなすと言い出したフィレン。
しかし、優秀なレイラに比べて、フィレンの視野は狭く…。
捨てたゴミは二度と拾いません30話の一部ネタバレ込みあらすじ
まだ出発できない
補佐官試験のために、レイラが首都へと向かおうとしたその日。
ウィリオット公爵領では梅雨入りを迎えてしまい、思わぬ足止めを受けます。
しかし、悪天候の中で馬車を走らせる危険性を重々理解しているレイラ。
9年前、前ウィリオット公爵夫妻が亡くなった事故の原因も、雨の中を馬車で無理な移動したことだからです。
御者の見立てでは、首都への出発まであと4日はかかると言われ、その間レイラは待機するしかありませんでした。
それから3日、試験までの日程を気にしながらも、レイラは天候が回復するのを待っていたのですが…。
自然災害による被害
レイラのもとにある事故の報告が入ってきます。
梅雨時期に大雨によって、防波堤が崩壊。
川の氾濫によって、多くの被害が出てしまったのです。
レイラは急いでフィレンの執務室を訪ね、対応策について意見。
フィレンは、農地の被害による損失を心配して、防波堤の修繕を急がせようとしていたようですが…。
レイラは人命救助が先だと、ものすごい勢いでまくしたてます。
作物はいずれ蘇らせることはできても、人の命は一度失ったらそれまでだと話したのです。
フィレンの返事を聞くことなく、周囲にてきぱきと指示を出していくレイラ。
責任はすべて自分が負うと言って、領民たちの命を救うために迅速な対応をしたのでした。
領民たちの信頼
川の氾濫の被害に遭った領民たちは、無事に救出された後、レイラの対応を称賛。
そして、大雨は毎年のようにあるのに、どうして今年になって防波堤が壊れてしまったのかという話をしていました。
その中で、ある領民が、一つの可能性を示唆。
今年から領地の仕事をするようになったフィレンが、それまで領地を支え続けてくれていたレイラの関与を嫌って一人で仕事をしているのが原因ではないかと言ったのです。
そんな領民たちの声を聞いたフィレンの部下は、フィレンに告げ口。
フィレンは、レイラよりも能力が低いと領民から思われていることが悔しくて、レイラをますます逆恨みします。
予算が合わない・・・?
梅雨の対策の予算について確認したレイラは、自分の立てた本来の予算からかなり削減されていることに気付きました。
洪水による被害を甘く見たフィレンが勝手に予算を削り、結果として膨大な額の被害を出してしまったのです。
捨てたゴミは二度と拾いません30話の感想&次回31話の考察予想
フィレンが公爵家の執務をするようになって、すぐにフィレンの無能さが浮き彫りに…。
レイラが何の考えもなしに予算を立てるはずがないのに、フィレンが勝手に予算を大幅削減してしまったことで、防波堤が壊れてしまったのです。
しかし、当のフィレンは、レイラの有能さを認めるどころか、領民からの信頼を得ているレイラを憎悪…?
まずは、自分のせいで領民に被害を出してしまったのを謝るべきなのに、フィレンの浅はかな考え方にはついて行けませんね。
まとめ
今回は漫画『捨てたゴミは二度と拾いません』30話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 補佐官試験を受けるために首都へと向かいたいレイラだが、ウィリオット公爵領が大雨に見舞われ、数日間は馬車を出せずにいる。
- そんな折に、領地で川の氾濫が起き、近隣住民が被害に遭ってしまい…。
- レイラの適切な判断によって、多くの領民が救われる。
- しかし、フィレンは、レイラが我が物顔で「公爵」の役目をするのが気に入らなくて…。
- レイラは、梅雨対策の予算をフィレンが大幅に削っていたことを知り、防波堤が壊れてしまったのも予算が適当に分配されていなかったからだと知る。