外科医エリーゼ【ネタバレ128話/ピッコマ】追い詰められたチャイルド侯爵、リンデン暗殺を企てる!複雑な想いのミハイルとユリエン

漫画外科医エリーゼ原作yuin先生、漫画mini先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「外科医エリーゼ」128話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

リンデンたち皇帝派の逆襲が始まりました。貴族派は次第に追い詰められていきます。リンデンの計画していたことは国営の銀行を設立し、紙幣を流通させることでした。これはチャイルド家の力を根底から揺るがす施策なのでした。

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外科医エリーゼ128話の見どころ・考察予想

いよいよリンデンが動き出しました。

今まで何度か「計画」と言っていたのは、国営の銀行を設立することだったのですね。

それも紙幣を流通させることが目的!

 

チャイルド家の強みは銀行を所有していることです。

紙幣が金や銀にとって変わればチャイルド家にとって大きな痛手となります。

 

リンデンはそれを狙っているのですが、チャイルド家も黙ってはいません。

先手を打ってリンデンを暗殺しようと目論んでいました。

 

ミハイルは皇位は欲しくはないし、リンデンのことも嫌っているわけではないので胸を痛めます。

でも、どちらも引くに引けない状況・・・。

どちらが悪いと一言ではいえない事情が垣間見れて切なくなります。

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外科医エリーゼ128話のネタバレ込みあらすじ

金や銀ではなく紙で作った貨幣になんの価値があると聞くミハイルに、皇室と帝国の職印を押印してその価値を保証するつもりだとアムセル・チャイルド侯爵が説明します。

 

これは貨幣の革命とも言える重大事で、チャイルド家の力がかなり弱まると危惧するのでした。

リンデンの命を・・・!

チャイルド家の力が衰退したとき、皇太子の次の動きは一門全員を始末するつもりだろうとアムセル侯爵が言いました。

 

こうなったら先手を打ってリンデンを暗殺するべきだとミハイルに進言するアムセル侯爵。

険しい顔をしているミハイルに、皇太子を討つことを躊躇っているのかと尋ねました。

 

返事を待たずにアムセル侯爵が、ロイヤルガードのギルバード伯爵が味方になったと言います。

 

皇帝付きのロイヤルガードがまだ皇太子のリンデンに付くこともおかしいと言って、伯爵はリンデンと意見の衝突が多いと説明しました。

 

だから軍隊と大きな衝突を起こすわけではなく、リンデンの命さえ捕れればいいのだと・・・。

 

アムセル侯爵は、リンデンを討たなければ我々が死ぬと言ってミハイルに詰め寄ります。

ミハイルはわかりました、と苦渋の決断をするのでした。

リンデンと貴族派の埋まらない溝

会議を終えたアムセル侯爵は急な腹痛に襲われます。

 

心配したユリエンがエリーゼに診てもらうことを勧めますが、ローズデール病院の医者でも治せなかったと言って首を縦に振りません。

それに、皇太子の婚約者であるエリーゼに診てもらうなんてあってはならないことだと一蹴します。

 

立ち去ろうとするアムセル侯爵の背中を眺め、ユリエンは本当にこんな方法しかないのかと胸を痛めていました。

 

殺し合うのは嫌だし、何よりもエリーゼを失いたくないと思うユリエン。

ユリエンは意を決してアムセル侯爵に、我々と皇太子殿下は同じ道を歩むことはできないのかと問いました。

 

そもそもミハイルは皇位につくことを望んでいません。

だとしたら、リンデンとしてもチャイルド家と貴族派を味方につけることは有益だと言いました。

 

しかしアムセル侯爵はリンデンは絶対に我々を許すことはないと断言します。

ユリエンは皇太子に許しを求めたこともないのに、と思いました。

 

そして思い切って、謝罪しようと考えたことはないのかと尋ねますが、侯爵の逆鱗に触れてしまいます。

 

妹マリエンがどれだけ苦痛を受けてきたと思うんだと声を荒げました。

 

ミンチェスト(現皇帝)だけを見てきたマリエンを裏切って、家柄のないリンデンの母を皇后にし、マリエンを皇妃としたことが「血塔の悲劇」の原因なのです。

 

嘆き苦しむマリエンの姿を見てどれだけ私が・・・と言い終わらないうちに胸の痛みを訴えアムセル侯爵が膝をつきました。

医者を呼ぼうとするユリエンを呼んでも無駄たと制し、リンデンと我々は取り返しのつかないところまできていると続けます。

 

そしてユリエンに、次期当主がそんなに弱くてどうする、と今度は穏やかな声で語りかけながら頭を撫でました。

ユリエンのためにも負けることはない、この戦いが終わるまでは耐えてみせる、と言うのでした。

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外科医エリーゼ128話の感想&次回129話の考察予想

皇帝派と貴族派の対立は単なる政権争いというだけではないのですね。

確かに貴族にとって派閥同士の優劣は死活問題かもしれないけど、エリーゼがもっとも気をもんでいる悲劇は、リンデンの復讐です。

 

貴族派に母と姉を殺されたリンデンは、絶対にチャイルド家のアムセルとその妹で父帝の皇妃マリエンを許せないと思っています。

 

でも、アムセルが妹を思う気持ちがあの悲劇を生んだことを知ると、一方的に悪者にできなくなりました。

ユリエンが言うように、歩み寄ることはできないのかと胸が痛くなります。

 

アムセルは確か闘争の途中で命を落としたはず。

エリーゼはアムセルが病を患っていたことを知っているから、今回も関わってくると思うので期待しています。

まとめ

今回は漫画『外科医エリーゼ』128話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

『外科医エリーゼ』はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。

ですが、ピッコマで人気が出れば電子書籍化されるので、読めるように応援しましょう!

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