
漫画「もうこれ以上愛さない」は原作Cassiopeia先生、漫画SUSU先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「もうこれ以上愛さない」87話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
もうこれ以上愛さない87話の注目ポイント&考察予想
バレルはユリアンのおかげで悟ることができたため、貸し借りなしという意味でユリアンとアーデルハイトに会う機会を作りました。
ユリアンとアーデルハイトの痴情のもつれにネバエを巻き込まないための配慮です。
経緯はどうであれ、ユリアンはこうして再びアーデルハイトと会うことができました。
ユリアンの思いとは裏腹にアーデルハイトはユリアンを利用していますが信頼はしていません。
もうこれ以上愛さない87話の一部ネタバレ込みあらすじ
不愉快なユリアンを傍に置く理由
言葉選びに媚びが混ざるユリアンに不愉快さを覚えるアーデルハイト。
ユリアンが誇張せず隠したり言い換える人間だということを知っています。
全てアーデルハイトを思ってのことと宣いました。
『アーデルハイトのため』ではなく、『自分のため』であることをアーデルハイトはわかっています。
経緯はともかくアーデルハイトと会えたことを良しとするユリアン。
皇后時代とは違い、皇后の手足となる人形がいなくなり、独りとなった今、アーデルハイトにはユリアンみたいな人間が必要です。
やむを得ずユリアンを利用しているだけでユリアンを信頼しているわけではありません。
アーデルハイトがユリアンを受け入れたのはネバエが理由です。
アーデルハイトに拒まれたユリアンがネバエを利用して近づこうと画策するのを未然に防ぐためでした。
飛ぶ鳥を落とす時代から次の世代へ
アーデルハイトが皇后時代、ユリアンが情夫であった頃。
あの頃のアーデルハイトは幼い頃よりも自らを世紀の天才と信じて止まない図に乗っていた時期でした。
エステルが自○した本当の理由はユリアンがエステルについた嘘。
アーデルハイトはユリアンがエステルになにを吹き込んだのかも知っていました。
ユリアンに問いただすも、全く悪びれた様子も反省した様子もありません。
むしろ開き直ってさえいました。
怒りのままに全てを壊した張本人、ユリアンの頬を叩いたアーデルハイトは追放を言い渡しました。
追い出されるとなった途端、泣き縋り過ちを認め始めたユリアンに不愉快を感じ、今もその気持ちは変わっていません。
しかしあの頃と違うのは、退き際の準備をアーデルハイトがしていることくらいです。
もうこれ以上愛さない87話の感想&次回88話の考察予想
エステルが亡くなった背景にアーデルハイトは関与していなかったようです。
真実がわかったので正直ホッとしました。
ユリアンはただ真実を言っただけで本当になにが悪かったのかわかっていなかったのでしょうね。
多分、今もわかっていないはずです。
わかっていればアーデルハイトに会いたいなんて厚顔無恥なことを思うはずがありません。
アーデルハイトがユリアンをネバエに近づけさせないために渋々受け入れ、今アーデルハイトが持つ権力全てを引き継ぐ準備をしている時点でネバエを相当買っています。
それだけ自分の能力を認め、調べ上げたネバエの能力をアーデルハイトは認めています。
だからこそ害悪となるユリアンに利用されて潰させるわけにはいかないと判断したのでしょう。
できればアーデルハイトとアーレントの間にある誤解が解けてくれたらいいんでしょうが、アーデルハイトの性格的にきっと最期までエステルが亡くなった本当の理由を言わないと思います。
まとめ
今回は漫画『もうこれ以上愛さない』87話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- バレルからアーデルハイトに会える機会を作ってもらったユリアン。
- アーデルハイトのため、とい言いながらユリアンは自分のための言動をしていることをアーデルハイトは知っています。
- ユリアンを利用しながらユリアンを信頼していないアーデルハイト。
- ネバエが利用されないように不愉快なユリアンを傍に置いているアーデルハイト。
- エステルを自○に追い込み、悪びれる様子もなく反省の色もない、開き直った態度を見せるユリアンを追放。
- アーデルハイトは退き際の準備を始めていました。