漫画「かわいい悪党は初めてですか？」は原作Choi dododo先生、漫画R先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「かわいい悪党は初めてですか？」21話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
最近テオドールの姿が見えず、体調を崩して寝込んでいるという噂もあるという手紙の内容にソフィアは焦りました。誕生日までついにあと1日です。
かわいい悪党は初めてですか？21話の注目ポイント＆考察予想
モニカの急襲！？
考え事をしていて眠れなかったソフィアの寝室の窓に現れたのはソフィアでした。
なぜ彼女がここにいるのかと慌てふためくソフィア。
モニカはいつも通り優しい笑顔でしたが、刺客のような姿でした。
母親としての最後のプレゼントだという言葉を残し、モニカは姿を消してしまいます。
かわいい悪党は初めてですか？21話の一部ネタバレ込みあらすじ
眠れないソフィアの寝室に…
朝が来ればソフィアの誕生日パーティーが始まる予定ですが、ソフィアは眠れませんでした。
国境村は魔獣に襲撃されるでしょう。
今回はシャドーナイツがいるので魔獣を退治してくれれば誰も死なずに済むかもしれませんが…。
それにテオドールの病状も心配でした。
まさかもう発作病が起きたのかと焦るソフィア。
しかし彼が発作病を患うのは3年後のはずです。
それでももし魔獣にやられてしまったら…と思うと気が気ではありませんでした。
その時ソフィアの寝室の窓が開き、室内に風が舞い込みます。
不思議に思って顔を上げたソフィアは愕然としました。
リシアンではなくソフィアと呼ぶべきかと微笑んでいるのはモニカだったのです。
モニカの最後のプレゼント
シャドーナイツはほとんど国境村に行っているから余裕だったといつものように笑顔を見せるモニカ。
しかしヘルマン家に侵入するなんて並大抵のことではないので、いったい何者なのかとソフィアは動揺します。
会いたかったとモニカは呟き、ここまで一人でやってのけるなんてさすがヘルマンの人間だと褒めました。
誘拐犯のくせにと笑うソフィアに、モニカはそんなことまで知っているのかと笑いかけます。
ソフィアが動揺しながら用件を尋ねると、モニカは皇室の人間を絶対に信用してはいけないと忠告しました。
この前王宮に招かれたことも知っていて、今後王宮に関わることも、王宮で何が起きるか気にすることもやめるようにという助言です。
それが母親としての最後のプレゼントだとモニカは微笑み、別れを告げて窓から姿を消しました。
慌てて呼び止めようとするも間に合わず、ソフィアは立ち尽くします。
前世ではプレゼントどころか亡骸すら残せないままソフィアを置いて逝ってしまったモニカ。
どうしてまたこんなふうにいなくなってしまうのかとソフィアは涙ぐみます。
モニカはずるいと呟いて、テラスで一人涙を零したのでした。
誕生日パーティー当日
翌朝、皆が絶賛するほど豪華なパーティー会場の中でソフィアは浮かない表情です。
招待客たちはソフィアを遠巻きに見つめて褒めていますが、本人は上の空でした。
テオドールへの心配やモニカの一件で頭がいっぱいです。
そこへヘルシオが近付き、ソフィアを心配して声をかけました。
テオドールは仕事で忙しくて戻ってこられないそうです。
まさか帰ってこられないほど重症なのかと不安になるソフィア。
落ち込んだ孫を見たヘルシオはあたふたしながら彼女を励まします。
戦場の死神という異名とは正反対の人間くさい姿を見た招待客たちはざわつきますが…！？
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かわいい悪党は初めてですか？21話の感想＆次回22話の考察予想
モニカが直接、しかもヘルマン城にやってくるとは思いませんでした。
どこにでもいる優しいお母さんという感じだったのに、こうして見ると立派な刺客です。
ただソフィアへの悪意は感じられないんですよね。
ソフィアは警戒していましたが、モニカは実際ソフィアを愛していたのではないかと思います。
誘拐した自分が恋しがってはいけないとか、ソフィアのためにはヘルマン城にいた方が良いとかそうした判断で別れざるを得ないのならとても悲しいですね。
あの手紙に書かれていたことが本当なら、ソフィアはヘルマンの敵組織に所属していて、それを途中で裏切った人物ということになるのではないかと思います。
敵の敵は味方だという言葉で片付く問題ならよかったのですが…。
テオドールにもいったい何が起きたのか心配です。
まとめ
今回は漫画『かわいい悪党は初めてですか？』21話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 誕生日前夜、心配事で眠れないソフィアのもとに突然窓からモニカがやって来ました。
- ソフィアは動揺しますが、モニカは皇室を信用しないよう忠告して早々に姿を消してしまい、残されたソフィアはひっそりと涙を零します。
- 翌朝の誕生日パーティーでもソフィアは上の空で、そんな彼女をヘルシオが心配しました。
