
漫画「かわいい悪党は初めてですか?」は原作Choi dododo先生、漫画R先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「かわいい悪党は初めてですか?」18話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
リオは庭の手入れをしていた姉ベアトリーチェに声をかけました。綺麗にした庭を褒められ、ベアトリーチェは嬉しそうにお礼を伝えます。
かわいい悪党は初めてですか?18話の注目ポイント&考察予想
皇室の闇
皇帝が人々から恐れられているのには明確な理由がありました。
皇位継承の時点ですでにドロドロとした愛憎劇が繰り広げられていたのです。
そしてその息子である第二皇子、リオが被害を被っていました。
母親であるミレーシャに暴言と暴力を振るわれていたのです。
かわいい悪党は初めてですか?18話の一部ネタバレ込みあらすじ
皇帝の噂
皇帝カーシルには、兄の恋人を奪うために兄を〇したという噂がありました。
第二皇子だったカーシルは、兄イカルスが突然他界したことで皇太子となったのです。
しかしイカルスの恋人はカーシルを受け入れず、恋人の後を追ってこの世を去りました。
カーシルは彼女を忘れられず、彼女と同じ赤い髪と瞳を持った女性ミレーシャ・フィデリスを後妻に迎え入れました。
回帰前のヘルマン公国では広く知られていた悲劇の皇女のストーリー、ベアトリーチェの母親です。
ミレーシャは皇帝の気持ちが冷めて冷遇されるようになると、謀反を企ててフィデリス一族もろとも死刑となりました。
ベアトリーチェとその弟で第二皇子のリオは幽閉され、ベアトリーチェは結局無念の死を遂げることとなるのです。
しかしそのベアトリーチェは今、笑顔でイアンとソフィアを迎えてくれていました。
お茶会のデザートが絶品で感動していたソフィア。
しかし食事に集中するわけにはいきませんでした。
ベアトリーチェはイアンを前にして激しく緊張している様子です。
名前すらすぐに呼べないほどの緊張ぶりで、ソフィアはこれがただの政略結婚ではなく、ベアトリーチェが本当にイアンのことが好きなのだと察します。
恋のキューピッド・ソフィア
イアンも特に嫌っているわけではなさそうなので、もっと自信を持っていけばいいのにともどかしく思いました。
そこでミルハウワーから得た、皇女の趣味がガーデニングという情報を思い出し、ソフィアは庭を褒めます。
ミラトーラが気に入ったのかとベアトリーチェは嬉しそうでした。
ミラトーラは万能な薬草として知られていて、解毒や鎮痛にもってこいです。
リシアン時代に裏路地であれに何度助けられたことか分かりませんでした。
ミラトーラが気に入ったソフィアのために、ベアトリーチェは自ら花を摘み、花束にしてプレゼントしてくれます。
その花束に使われた素材の話でようやくイアンと話が盛り上がり始めたので、邪魔者であるソフィアはひっそり退散することにしました。
殺風景な風の城をうろついていたソフィアでしたが、突然罵声が聞こえて驚きます。
少し離れた部屋の中で、ミレーシャがリオを何度も激しく叩き、化け物と罵っていました。
大人しくこれを飲めと脅されて差し出されたグラスの中の液体を、リオは無表情で飲み干します。
ミレーシャは満足そうに、そして狂ったように笑いながら、苦しむリオを嘲笑いました。
その様子を外から覗き見たソフィアは困惑しますが…!?
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かわいい悪党は初めてですか?18話の感想&次回19話の考察予想
序盤から皇帝がだいぶヤバい奴であることは明かされていましたが、それにしても相当です。
結婚相手を選ぶ基準からしてだいぶ狂っていますね。
皇帝ともなれば政略結婚が普通だと思いますが、髪と瞳の色だけで選んでしまうとは…。
もっと他の理由もあった…とせめて思いたいところです。
ミレーシャが悪女なのは間違いないですが、彼女も皇帝の狂気の被害者であるような気もします。
ただ一番の被害者はリオですね。
皇子でありながら虐待されるなんて可哀想すぎます。
生まなきゃよかったという親の言葉は子供の心を刺す凶器になる言葉だと思います。
まとめ
今回は漫画『かわいい悪党は初めてですか?』18話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 皇帝カーシルの噂を思い出しながら、ソフィアはイアンとともに悲劇の皇女ベアトリーチェと対面しました。
- ベアトリーチェが本気でイアンを好きなようなので、ソフィアはミラトーラの花を口実に二人を近づけ、その場を後にします。
- 風の城の中でミレーシャがリオを虐待している場面を見つけてしまい、ソフィアは立ち尽くしました。