漫画「悪党公爵の愛娘」は原作Yun On先生、漫画IRing先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党公爵の愛娘」38話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アレクサンドロに会うために階段を下りていくロザリア。もう一度会えたらお父様と呼ぼうと決意するロザリアの背後には、クリスチャンが立っていました。
悪党公爵の愛娘38話の注目ポイント&考察予想
ラウールとロザリアの衝突
オリクサ家を抜け出してアレクサンドロのもとへ行こうとするロザリア。
ラウールが彼女に声をかけましたが、引き留める気がないようです。
ロザリアのせいで本物のコーデリアが苦境に立たされていると責めるラウール。
ロザリアはその言葉が筋違いであることを冷静に指摘するのでした。
悪党公爵の愛娘38話の一部ネタバレ込みあらすじ
ロザリアのせい?
バレンシア公爵のところへ行くのかと声をかけたのは、クリスチャンの横にいたラウールでした。
ロザリアはハッとして振り返ります。
止めようとしても無駄だとロザリアは反発しますが、ラウールはむしろ彼女を追い出したいようでした。
彼女がいなくなれば本物のコーデリアが戻ってくるからです。
彼女の服も部屋も、本来はコーデリアのものでした。
ロザリアが何不自由なく暮らしている間にラウールの本物の従妹がどれほど惨めな生活を送っているか考えたことはあるかとラウールは責め立てます。
しかしロザリアは彼女のものを奪おうとしたことも、自分のものだと思ったこともありません。
そもそもロザリアは贅沢な暮らしを望んだことなど一度もなく、望んだのはただ生きることだけでした。
ロザリアがバレンシアを選んだのは人生で一番の贅沢です。
自分が身に着けているアクセサリーが贅沢だと思ったこともないだろうとロザリアは笑います。
自分を火の海に取り残していくラウールのような人が自分の家族じゃなくてよかったと伝えたのでした。
階段下に落下!
ラウールはカッとなってロザリアの肩を掴みます。
その拍子にロザリアはバランスを崩してしまいました。
ぐらりと体が揺れた瞬間、ロザリアは咄嗟にクリスチャンの袖を掴みます。
クリスチャンを道連れに、階段から落ちていくロザリア。
慌てて手を伸ばしたラウールでしたが、彼女から触らないでと拒否されていたことを思い出して固まってしまいました。
階段下に落下した二人。
クリスチャンの頭は胴体から外れ、近くにはネジがいくつも散らばっていました。
ロザリアは科学が絶え間なく発展しているというブレイクの言葉を思い出します。
いつか人間にそっくりなロボットが現れるかもしれないという言葉を現実に感じながら、ロザリアは意識を手放しました。
罪悪感を覚えるラウール
翌朝、ラウールはオリクサ公爵とロザリアの容体について話をします。
命に別状はないものの頭を強く打ったせいでいつ目覚めるか分からない状況でした。
わざとではないと弁解するラウールに、公爵は聞き返します。
ロザリアは自分で足を踏み外して落ちたのだから彼のせいではないとしらばっくれたのでした。
さらにバレンシアが不利になるよう針の痕を残そうとしても回避したり騒ぎを起こしていたりしたので、眠ってもらっていた方が好都合だと公爵は伝えます。
ラウールは愕然として、あれは父の命令だったのかと尋ねました。
罪悪感を覚え、ラウールはロザリアの看病を願い出ます。
その頃ロザリアの意識はあの図書館のような場所にあり…!?
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悪党公爵の愛娘38話の感想&次回39話の考察予想
ラウールは何をしに来たんでしょうね。
出て行ってほしいなら黙って見送ればいいものを…と思いますが、一言言わずにはいられなかったのでしょうか。
オリクサ家に来たのはロザリアのせいではないし、むしろ望んでいなかったことです。
それをここまで責められたらさすがにイラッとしますよね。
ロザリアを責める前に父親を止められなかった無力な自分を責めておけと思いますが、結果的にロザリアを突き落としたことに罪悪感を抱いているようなので根は素直なのでしょう。
クリスチャンがロボット?だったのは驚きましたが、人間らしい要素がなかったので納得もしました。
それを目の当たりにしたロザリアは衝撃的だっただろうなと思います。
ロボットをそれと隠して人としてごまかしながら生活するなんて、どう考えてもまともな家庭じゃありません。
まとめ
今回は漫画『悪党公爵の愛娘』38話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ラウールはロザリアへ憎悪をぶつけ、ロザリアは彼の勘違いを指摘して彼を怒らせました。
- カッとなったラウールがロザリアを誤って階段から突き落としてしまい、ロザリアは一緒に落下したクリスチャンがロボットだったことを悟って意識を手放します。
- ラウールは意識不明のロザリアに罪悪感を覚えると同時に父親の策略を知って衝撃を受け、ロザリアの看病をすることにしました。