
漫画「皇帝の闇落ちを防ぐ方法」は原作lro・Han Yeoon先生、漫画Yul先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「皇帝の闇落ちを防ぐ方法」53話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
皇帝の闇落ちを防ぐ方法53話の注目ポイント&考察予想
原作では、闇落ちしたジェイネンに代わって皇位に就くことになっているヘリオド。
今は大公という肩書のようですが、彼はハーツ家の陰謀についてどこまで知っているのでしょうか?
今回は、気になるヘリオドの動向とは別に、ソラニエが起こす騒動について描かれます。
皇帝の闇落ちを防ぐ方法53話の一部ネタバレ込みあらすじ
スノーンの考えとは・・・?
スノーンがこの世界の「原作」の存在を知っているのではないかと疑うレイン。
しかし、まだ確信は持てず、妙なことを口走ることを避けようと沈黙を貫きます。
結局、スノーンの言動の意図は分からないまま、話は終わったのですが…。
レインは、当主の座に興味がなかったはずのスノーンの今後の動きについて、注視していこうと考えます。
ケガの治療
その時、お茶会の会場から悲鳴が…。
ソラニエが手のひらを負傷し、血が出ていました。
すぐに手当てをした方が良いと、スノーンとレインが勧めます。
しかし、ソラニエが頼ったのはステラで…。
ステラの治癒力で、自分のケガを治して欲しいと言い出したのです。
心優しいステラはすぐにソラニエからの提案に応じます。
ステラがソラニエに触れた瞬間、みるみる傷が塞がり、ケガをしたのが嘘だったかのように皮膚が元通りの状態になりました。
それまでステラのことを馬鹿にしていた貴族たちも、ステラの治癒力を目の当たりにして感嘆の声を上げます。
これでステラの評判が上がるかと思いきや…。
ソラニエの狙い
貴族は、ステラの治癒力を便利で面白い見世物のように扱い、大したことのない自分の傷を見せて今すぐ治癒するように次々と要求。
ケイエルは、ステラのことを馬鹿にしすぎだと怒りますが…。
貴族から、ケイエルはステラの何なのかと立場を尋ねられると、返答に窮してしまいます。
現状ではステラはジェイネンの婚約者であって、ケイエルのステラへの気持ちを公で口にすることはできないからです。
騒動をじっと見つめるレインに、ステラたちを心配しているのかとスノーンが聞いてきました。
レインは、ソラニエのケガを心配しているだけだとごまかそうとしますが…。
スノーンの指摘によって、衝撃を受けます。
ソラニエは、ステラを好奇の目にさらすために自分で自分の手を傷つけたというのです。
「聖女」と「皇帝の婚約者」という肩書きを持つステラを困らせることで、ステラはクラウドからの評価を得ようとしていると考えられます。
最も期待されていたルーンの失敗は、ソラニエにとっては絶好のチャンス。
ハーツ家の次期当主に成り上がるためにソラニエはこのタイミングを逃したくなく、手段を選ばずに自分の価値を高めようとしているようです。
一斉に治癒
ステラは、ケイエルの心配や貴族たちからの侮蔑をものともせず、周囲一帯に治癒の力を施します。
ステラを中心として治癒のパワーが広がっていき、そばにいた人たちは不思議な温かいエネルギーに包まれて、体が軽くなるのを感じました。
レインも例外ではなく、ステラの放った治癒のパワーが体に流れ込んでくるのを感知します。
その時、ステラがレインの方を見て、驚いたような表情を見せて…。
何事かと後ずさりしたレインは、背中が誰かと衝突してしまいました。
皇帝の闇落ちを防ぐ方法53話の感想&次回54話の考察予想
前回、気になるところで終わっていたスノーンの考えについては、今回も謎のまま終わってしまいました。
もしも原作のことを知っていたのなら、スノーンがレインを泳がせている理由も不思議です。
ハーツ家の当主の座という分かりやすい目的があるソラニエやルーンとは違って、考えが読めないスノーンは今後も厄介だと思いました。
最後のシーンでは、レインが“あの人物”と遭遇!?
何度も会ったことのある相手ですが、「ハーツ家の養女のレイン」としては初めての対面となるのではないでしょうか?
まとめ
今回は漫画『皇帝の闇落ちを防ぐ方法』53話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ソラニエは、ケガをしたことを理由に、ステラに治癒を頼む。
- 優しいステラは、すぐに治癒力を披露。
- すると、ステラの能力をあてにして貴族たちが一斉に詰め寄ってきて…。
- ソラニエの狙いは、皇帝の婚約者として注目を浴びるステラを困らせることの様子。
- しかし、ステラは治癒能力を惜しげもなく披露。
- その時、レインの背後に“あの人”がいて…。