
漫画「俺だけレベルアップな件」は原作Chugong先生、漫画H-goon先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「俺だけレベルアップな件」100話を読んだので、ネタバレ込みあらすじや読んだ感想をまとめました。
女王アリ討伐後に姿を現した最強蟻を前に次々に倒れていく日本のハンターの面々。
かろうじて町田が「偽装」を使った美濃部のヒールを頼りに捨て身の攻撃を繰り広げますが、それすらも見切られてめちゃめちゃにやられてしまう。
ダメージを受け続ける町田にひたすらヒールをかけ続ける美濃部だったが、その魔力をたどって蟻に発見されてしまう。
瞬間、美濃部は背後に回った蟻に胸を貫かれて致命傷を負う。
メンバーたちの生命線、美濃部がやられた後、日本の最強ハンター集団は生きて架南島を出ることができるのだろうか・・・。
俺だけレベルアップな件100話の見どころ・考察予想!
これまでの蟻たちとは段違いに強力な最強蟻を前にして、日本のメンバーたちは全く歯が立ちませんでした。
水篠ですら苦戦しそうなこの蟻を相手にハンターたちはどう立ち向かっていくのでしょう。
また、何やらDNFを操る中国勢はこの作戦で日本に協力しているように見えていましたが、真意は違うようです。
戦闘から離れた政治の世界ではあくどい思惑が渦巻いています。
普通のファンタジーとは違い、この作品では陰謀渦巻く政治の世界までみっちり描いているのが魅力ですよね。
国名が実在の国だからこそさらにリアル感が増します。
蟻討伐も気になりますが、それよりも中国勢の思惑にも注目の第100話です。
俺だけレベルアップな件100話のネタバレ込みあらすじ
美濃部の断末魔、学習する蟻
蟻に胸を貫かれた美濃部は、そのあまりの強さから残されたメンバーではこの蟻を倒すことができないと察します。
自らの死を確信した美濃部は白川に逃げるよう言い残し、蟻の大あごに頭つぶされて死んでしまいました。
友人の死に怒り狂う白川。
猛攻を加えようと蟻にとびかかりますが、一瞬にして首を掴まれ魔獣化を解かれてしまうのです。
最強蟻は白川を睨みつけると、美濃部の断末魔「逃げて」という言葉をまねしだします。
そして、ここまでの戦闘で瞬時に人間の言葉を理解してしまった最強蟻は、ハンターたちに向けて、人間の王の所在を問いただすのでした。
女王を殺された代償に、自分にとって取るに足らない力しか持たぬ兵たちを殺しても割に合わないというのです。
白川が答えに窮していると、蟻は洞窟の外にある強力な気配を察知します。
ここにいるハンターたちよりも数段格上の気配を感じ、王がそこにいると考えた蟻は白川たちの前から姿を消すのでした。
中国勢の思惑
中国の猛者リューのチームは架南島で洞窟外の蟻たちのせん滅を行っていました。
日本に深刻な被害をもたらしている蟻たちの討伐に表向き力を貸している中国勢でしたが、目的は蟻のせん滅に限りません。
中国が誇る現在の最強ハンター、リューにS級ゲートクリアという功績を上げさせて、国家権力級ハンターの称号を与えたいのです。
既にS級ゲートをクリアしたハンターを抱える中国でさらにS級ゲートをクリアするハンターが現れれば、世界の中で中国の地位は盤石になるはず。
しかし、この作戦を指揮する会長はこの思惑も見せかけのものにすぎないと踏んでいました。
そもそも会長は今のリューの実力ではS級ゲートクリアは無理だと考えているようです。
それだけS級ゲートのクリアは大変な偉業であり、過去それを成し遂げたハンターである劉志剛の実力を知る会長からするとリューではまだまだ無理な話なのです。
同じ中国勢のデルタチームと”合流”したリュー一行。
デルタチームの面々は既に無残な姿の死骸へと姿を変えてしまっていました。
リューは仲間の死に悲しむこともなく、彼らが弱かっただけだと言い放ちます。
通信でリューからデルタチームの死を知らされた司令部は、この作戦における日本のハンターチームの生存確率を尋ねます。
生存率は0%。
リューの返答は残酷なものでした。
そしてそれこそが中国勢の思惑。
日本のS級ハンターたちを無謀なクエストへ駆り立てて、全滅させ、日本の弱体化を図る。
中国側のシナリオではこの作戦は初めから失敗するものだったのです。
日本に恩を売るためというのも、リューに箔をつけるためというのもすべてはその作戦の偽装でしかありませんでした。
作戦の成功を確信した司令部はリューに撤収命令を下します。
しかし、速やかにその場を離れようとするリューの前に、あの最強蟻が姿を現すのです。
一瞬にしてチームメンバーのマリーの首を飛ばされ、リューはこの蟻のとてつもない強さを確信します。
リューに対し、お前が人間の王なのかと尋ねる最強蟻。
リューは不敵な笑みを浮かべて肯定し、剣をかまえます。
自分の標的を発見した最強蟻は瞬時に自分の全魔力を解き放ち、リューを圧倒しました。
リューはこの凶悪で強力なオーラにかつて戦った日本の強力なS級ハンター水篠と同じものを感じます。
そして次の瞬間には蟻により剣を砕かれ・・・。
手負いの白川たち
最強蟻が去った洞窟では白川たちが無数の羽蟻相手に苦戦していました。
電波妨害で女王の洞窟から払われていた蟻たちでしたが、作戦に不具合が起き電波が途切れたため帰ってきてしまったのです。
全力が出せる状態であれば難なく突破できる状況でしたが、先ほどの最強蟻との戦いで皆かなり負傷した状態でした。
最上の火炎魔法でかろうじて食い止めますが、どんどん押されてきてしまいます。
切り抜けようのない難局に白川はもはやこれまでとあきらめかけますが、そんな彼らの前に突然強力な戦士の影が現れるのです。
羽蟻たちを薙ぎ払う影の戦士。
そして日本の本島では水篠が影の兵士に、位置転移を命じるのです。
俺だけレベルアップな件100話の感想と次回101話の展開を考察予想!
前話では次々と日本の猛者がやられ、さらに今回は一段階格上のリューまでもがやられてしまったかのような描写がありました。
リューも首をはねられていたかのように見えましたが、シルエットのみでの描写ですからまだわかりません。
ボス戦の後のぼろぼろの日本勢に迫りくる無数の雑魚敵も厄介ですよね。
ゲームでも強敵を倒した後に、帰り道でゲームオーバーになることってありますよね。
リアルに描くとこんなに絶望的な状況なんですね。
そんな中でやっと希望の星が現れました。
最強のS級ハンター水篠旬です。
雑魚蟻たちの襲来は彼によって間違いなく切り抜けることができるでしょう。
しかし最強蟻はどうでしょうか。
倒したものの力や知識まで吸収してしまう上、生まれつきの強力な戦闘力。
果たして倒すことができるのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『俺だけレベルアップな件』100話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
今回の話をまとめると
1、最強蟻は倒した敵の力や知識まで吸収する。
2、日本に協力していたように見えた中国勢には日本のハンターの弱体化という思惑があった。
3、日本のハンターたちの危機に水篠がついに架南島に姿を現す。