漫画「悪党公爵の愛娘」は原作Yun On先生、漫画IRing先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党公爵の愛娘」37話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ラウールは屋根裏部屋にいたロザリアの頬を平手で殴りました。ラウールは怒りの表情を、ロザリアは戸惑いの表情を浮かべます。
悪党公爵の愛娘37話の注目ポイント&考察予想
ラウールを殴り返すロザリア
ロザリアを嫌うラウールの態度は分かりやすいものでした。
ただそれ以上にロザリアもラウールを嫌っています。
屋根裏部屋にいたことに対して反射的に殴ってしまったラウールに、ロザリアは全力で応戦しました。
この環境に放り込まれたことへの理不尽さと憤りをあらわにして…。
悪党公爵の愛娘37話の一部ネタバレ込みあらすじ
ロザリアの反撃
ラウールは自分が手を上げてしまったことに焦ったようでしたが、ロザリアはそんな隙を見逃さず彼を殴り返しました。
ロザリアだって好きでここに来たわけじゃないのに、こうも憎まれては腹が立つのも当然です。
ラウールもブレイクもエドモンドも、みんな自分の人生からいなくなればいいとロザリアは願いました。
ひたすら怒りと拳をぶつけ続けるロザリアの手をラウールが掴んで止めます。
ロザリアは彼を睨み、触るなと強く告げたのでした。
その後皇宮の医師が訪れ、頬が腫れたロザリアの姿に戸惑います。
オリクサ公爵はよくある子供同士の喧嘩だと伝え、医師にロザリアの診察を任せました。
その間にラウールに小声で、屋根裏部屋で二人が顔を合わせたのかと尋ねます。
ラウールはそんなふうには見えなかったと伝えました。
公爵はラウールに自分の感情を隠して大人しくしているよう叱り、やはり睡眠薬を飲ませるべきだったと呟きます。
あの晩餐の日、ロザリアから奪い取ったグラスの中には睡眠薬が仕込まれていたのでした。
まるで昔と同じ状況だと思い、公爵は苛立ちます。
でも自分が手を下さなくてもバレンシア公爵家はいずれ没落するはずなので、そうなればロザリア自身がオリクサ家を選択せざるを得なくなるだろうと考えていました。
ラウールにはしばらくロザリアに会わずクリスチャンの監視をするよう命じます。
ラウールは反論しようとしましたが、診察を終えた医師が公爵に声をかけたため話は打ち切られました。
クリスチャンへの違和感
皇帝には子供たちの喧嘩は伏せて伝えるという医師の言葉に、公爵は頷きます。
公爵はロザリアに近付き、屋根裏部屋に行った理由を尋ねました。
自称自分の父親が全く姿を見せないから捜しに行ったのだとロザリアは答えます。
公爵は侍従にクリスチャンを連れてくるよう命じ、ロザリアは驚きました。
改めてラウールが自分を叩いた理由を考えていたロザリアは、屋根裏部屋に何か隠しているのかと公爵に尋ねます。
公爵は目を見張りましたが、すぐに笑顔でただの倉庫だとごまかしました。
そこへクリスチャンがやって来ます。
クリスチャンは無言かつ無表情でした。
娘を抱きしめてやるよう公爵が声をかけると、クリスチャンは硬くて冷たい体でロザリアを抱きしめ、ロザリアはぎょっとします。
まるで何の感情も持たない人形のようでした。
一方オリクサ邸の前にはアレクサンドロが訪れていて…!?
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悪党公爵の愛娘37話の感想&次回38話の考察予想
いきなり叩かれたロザリアとしてはイラッとするのが当たり前だと思います。
この屋根裏部屋にコーデリアがいるようですね。
しかしなんで聖女がオリクサ家の屋根裏部屋にいるのかよく分かりません。
ラウールがコーデリアを大事に思うあまりロザリアを嫌っているというのはなんとなく伝わってきますが、すでにコーデリアがいる以上わざわざロザリアを引き取る必要はなかったのでは…?
ただロザリアが知っている話とすでに色々変わっているので、コーデリアの方でも色々と変化があったのかもしれませんね。
コーデリアが優しい性格でロザリアと友達になれるような子ならまだいいですが、何だかあんまりそんな気もしません。
洗脳されているかのようなクリスチャンの様子も、屋敷の前にやって来たアレクサンドロの心境も気になります。
まとめ
今回は漫画『悪党公爵の愛娘』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ロザリアは怒りのままラウールに反撃し、ここへ連れてこられた怒りをぶつけました。
- 皇宮の医師がロザリアを診察している間、オリクサ公爵はラウールから話を聞いて彼を叱ります。
- ロザリアがクリスチャンを捜していたことを知った公爵はクリスチャンを呼びましたが、人形のような彼の姿にロザリアは困惑しました。