
漫画「偽の聖女なのに神々が執着してきます」は原作Junye先生、漫画financier先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「偽の聖女なのに神々が執着してきます」27話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アリエルには神託があるので、カイルの提案を断ることにしました。ただアリエルを弱点だと思っているカイルの提案を断っても無事に生き残れるか不安になります。
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偽の聖女なのに神々が執着してきます27話の注目ポイント&考察予想
子供の命を救いたいアリエル
白昼の路上で馬に乗った皇妃の弟、アルベルトによる轢き逃げ事件が発生!
皇妃の弟だから怖いものなしなんだろうと目撃者たちは憤慨していました。
アリエルは血まみれで倒れている子を神聖力で助けようとします。
きっと自分なら助けられるとアリエルは確信していました。
偽の聖女なのに神々が執着してきます27話の一部ネタバレ込みあらすじ
皇妃の弟の馬に轢かれた子供
アリエルはいつものようにフードを被って店を出ました。
薔薇祭りが終わればティアゴの少女も来るそうです。
神託のように現れる商店を覗いたアリエルは2000フラン貯めていたので、これだけあれば自分を守ってくれる聖物を買っても最小限の独立資金になるだろうと考えていました。
カイルの提案を断るには早い独立だけが唯一の道だからです。
神殿に戻ろうとしたところで、路上に馬のいななきと人の悲鳴が響き、アリエルも馬に乗った人物に突き飛ばされました。
馬に乗っていた人物が皇妃の弟アルベルト・ミハエルだと気付き、アリエルは驚愕します。
ドウェインは慌ててアリエルに怪我がないか尋ね、アリエルは笑顔で頷きました。
その近くでは人だかりができています。
皇妃の弟が子供を轢き逃げしたことに人々は不満と怒りを口にしながら、血まみれで横たわった幼い子供を見つめていました。
どう見ても助かる見込みはなさそうですが、盗賊団の子だろうと囁いている声が聞こえます。
アリエルは飛び出し、急いで人垣をかき分けると、その子の姿を見て呆然としました。
慌てて追いかけてきたドウェインに、この子を近くの宿に運ぶよう命じます。
すごい剣幕のアリエルにドウェインは怯み、承諾しました。
二度目の神聖力
子供は息も不規則で、瞼は血まみれのまま動きません。
でも、人間は案外しぶといことをアリエルは知っていました。
前の人生で死んでいく時の感覚を今でも覚えています。
アリエルは宿に飛び込み、部屋で死人を出したくないと渋る主人の前でフードを脱ぎました。
エリウムの聖女の名に誓ってこの子は死なせないと宣言します。
自分ならきっと助けられるとアリエルは確信していました。
前世でのアリエルは私生児として生まれ、アリエルと大して変わらないほど憎悪や侮蔑を受けて生きていたのです。
そんな周囲の人々を、彼女も憎みました。
自分を陥れた人たちには何倍もの仕返しをして、生き延びるために自分が被害者にならないことだけを徹底します。
でも今は違いました。
あの鳥を救った時のように、一つの命が息を吹き返すところを見たいアリエル。
あれ以来神聖力を試すチャンスがなかったのでやり方は分かりませんでしたが、集中すればきっと今回も助けられるはずだと思い、アリエルは目の前の少年の命を救うことに集中して力を放ちました。
光の中、少年の傷が少しずつ回復していたため、アリエルはホッとします。
しかし次の瞬間、アリエルを激しい苦痛が襲って…!?
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偽の聖女なのに神々が執着してきます27話の感想&次回28話の考察予想
皇妃の弟が轢き逃げなんて最悪です。
権力がモノを言う世界では孤児の盗賊団の子供なんてどうでもいいのでしょうね。
そんな中で駆けつけたアリエルはとても聖女らしかったです。
一度死んで死の恐怖もまざまざと知っているアリエルだからこそ放っておけなかったのだと思います。
前世で人を憎んできたアリエルがこうして人を助ける側に自ら回るなんて、何だか感慨深いです。
ただ、さすがにこの一件はレイハスの耳に入るのではないでしょうか。
聖女が子供を救ってくれたという噂が広まってもおかしくありません。
偽聖女が神聖力で子供を救ったと聞いたらレイハスが何を思うのか気になります。
まとめ
今回は漫画『偽の聖女なのに神々が執着してきます』27話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 皇妃の弟アルベルトが幼い子供を馬で轢き逃げしたことに周囲がざわつく中、アリエルは子供を運ぶよう命じました。
- 自分なら助けられると確信し、アリエルは宿の部屋で鳥を救った時のように神聖力を発揮します。
- 子供の傷が少しずつ回復してきたと同時に、アリエルを激しい苦痛が襲いました。