漫画「悪女は今日も楽しい」は原作Niniyang先生、文SWE先生、絵stew.J先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は今日も楽しい」56話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は今日も楽しい56話の注目ポイント&考察予想
レイリンに内緒で、ある計画を進めていたハビエル。
レイリンと並んで立つに相応しい大人になりたいと、ハビエルは一大決心をしていました。
悪女は今日も楽しい56話の一部ネタバレ込みあらすじ
ハビエルの成長
カンドミオン公爵家から出て行くと話すハビエル。
すでにカンドミオン家が支援している全寮制の学校へと進学することが決まっていました。
最近、忙しくしていたレイリンに気を使って、なかなか言い出せなかったと言います。
数日後には入学を控えていて、別れを惜しむ暇もなくハビエルは旅立ってしまうのです。
勉強に専念するというハビエルに、レイリンは応援すると背中を押します。
しかし、実際にはハビエルの意向に今まで気付けなかったことを情けなく思っていました。
また、いつまでもハビエルと一緒に居られると思っていただけに、ショックを隠せません。
自分がハビエルを守っていたつもりだったのに、いつも元気をもらう立場だったと、これまでハビエルと過ごした日々を思い返すレイリン。
金に糸目を付けず、ハビエルの入学準備に必要な物を買いそろえるようにベッキーに言付けると、「寂しい」という気持ちをぐっと堪えます。
そして、以前、お茶会で作ったレイリン作の刺繍のハンカチを眺めて…。
誰もレイリンがヒョウをモチーフにしたと言い当てられないほどの問題作に、ハビエルには渡せないと考えるのでした。
ハビエルの取り巻く動物たち
レイリンは、ハビエルと話している時に、ある変化に気付きました。
ハビエルの周りに動物たちが集まっていて、種類によらずハビエルに懐いているのです。
イアンと稽古をするようになってから、体質に変化が現れたハビエル。
夢中でイアンの剣を受けて反撃しようとした時に、急に体から力が溢れてきて、それ以来、動物たちに好かれるようになっていました。
動物たちから歓迎されているような不思議な感覚があるものの、その原因や能力については不明でした。
フレードリヒの指針
その頃、薄暗い部屋に引きこもっていたフレードリヒ。
誰かがやって来たのを見て、ずっと待ち望んでいるレイリンが来てくれたのではないかと錯覚しますが…。
訪ねてきたのは、フレードリヒの母親でした。
母親は、フレードリヒに皇帝となることを要求。
そうでなければ自分の立場がないと、フレードリヒに辛く当たり始めたのです。
異国からやって来た彼女にとって、皇帝との間にフレードリヒを身ごもったことこそが、皇后という今の立場の保障になっていました。
そのため、フレードリヒが皇帝の後を継げなければ、一夜の過ちで皇帝の子を成した不運な女に成り下がると考えていて…。
フレードリヒは、母親に愛されようと幼い頃から努力してきました。
しかし、皇帝の特徴を一つも受け継がずに生まれて来たフレードリヒを、母親は他の皇子と比較するばかり。
ついに、フレードリヒに愛情が向けられることはありませんでした。
母親から責められることに慣れているのか、一切反論しないフレードリヒ。
愛を信じられない彼の目には、レイリンの幻想が映っていて…。
いつでも自分を疑い続けるようにと、フレードリヒに伝えていたレイリン。
フレードリヒは、現在の苦境もきっと自分が皇帝になるためにレイリンが仕組んだステップなのだと考えます。
悪女は今日も楽しい56話の感想&次回57話の考察予想
レイリンは、ハビエルの意思を尊重しながらも、寂しくて仕方がない様子。
ハビエルは原作には登場しないキャラクターと考えられ、今のレイリンにとってはアイリスのことなどを考えずに安心して接することができる相手だったのだと思います。
しばらく会えないのは辛いですが、ハビエルが学校を卒業する頃には彼は立派に成長していると予測!
動物に好かれる能力(?)についても、コントロールできようになっているかもしれませんね。
母親から皇帝になることだけを求められ、愛に飢えて生きてきたフレードリヒ。
自分だけを推すレイリンとの出会いは、彼にとってよほどの出来事だったようで…。
フレードリヒは幻の中でアイリスからの愛の告白も受けていましたが、彼は迷わずレイリンの手を取っていました。
レイリンに固執しているフレードリヒには、今後も注意が必要です。
まとめ
今回は漫画『悪女は今日も楽しい』56話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ハビエルは全寮制の学校へ行くことに。
- 一緒に居られなくなることに、寂しさを覚えるレイリン。
- フレードリヒは、次期皇帝の座から遠のいたことを母親から責められていた。
- フレードリヒの頭の中では、まだレイリンが自分を支援してくれているということになっていて…。