漫画「悪党公爵の愛娘」は原作Yun On先生、漫画IRing先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党公爵の愛娘」32話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
シモンは届いたばかりの知らせをアレクサンドロに伝えました。失踪していたクリスチャン・フォン・オリクサが現れ、ロザリアを自分の娘だと主張しているということです。
悪党公爵の愛娘32話の注目ポイント&考察予想
クリスチャンの主張
失踪していたクリスチャンが現れたというだけでも十分なニュースでした。
さらにバレンシアが養女にした少女を自分の娘だと主張しているのですから、大きな話題となるのは無理もありません。
静観しようとしていたアレクサンドロも、さすがに首都へ出向くことにしました。
本に登場しなかった聖女の実父、クリスチャンの名前にロザリアは動揺します。
悪党公爵の愛娘32話の一部ネタバレ込みあらすじ
本に登場しなかった聖女の父親
アレクサンドロは当然不快そうでした。
失踪していた人間が突然現れてロザリアを引き渡すよう求めてきた上、オリクサは皇室まで介入させようとしているのです。
オリクサと皇室は昔から密接な関係なので当然ですが、アレクサンドロはロザリアの言葉を思い出します。
まるで何かを知っているかのように、初めからロザリンの娘ではないと彼女は話していました。
ひとまず状況を見守ることにしたアレクサンドロでしたが、オリクサはすぐに皇室と教団を味方につけて、バレンシアに攻撃的な催促の文書を送りつけます。
世間は実の父親かもしれない相手に子供を会わせないバレンシアを非難し、オリクサの味方でした。
アレクサンドロはため息をついて、ロザリアを連れて首都へ行くと宣言します。
一方ロザリアはエマから、クリスチャンがロザリアの実父と名乗り出ていることを聞き驚愕していました。
聖女コーデリアの実父クリスチャンは本には一度も登場しなかったのです。
銀髪だからそんな主張をするなんておかしいと顔を顰めるロザリア。
しかし最大の理由はアレクサンドロがロザリアを連れてきたからだとエマは答えました。
全てアレクサンドロが解決してくれるから心配しないようにとエマはロザリアに優しく伝えます。
もしクリスチャンが実の父親で、彼と一緒に住みたいと思ったならそうしても構わないということでした。
最終的に決めるのはロザリア自身で、誰も責めることなどできないからです。
三人は首都へ
やがてロザリアはアレクサンドロ、シモンと馬車で首都へ発つこととなりました。
使用人たちが心配そうに見守る中ロレンツォが一緒に行きたがりますが、アレクサンドロに止められます。
ユリアンにはまだロレンツォが必要でした。
すぐに戻ってくるからいい子にして待っているようにとロザリアはロレンツォに伝えます。
ロレンツォは笑顔で頷きましたが、ロザリアは体調が悪化したらしいユリアンが心配でした。
戻ったらたくさん話をしようと決めます。
馬車の中でロザリアは、バレンシアがオリクサを嫌う理由を尋ねました。
アレクサンドロもシモンも固まりましたが、シモンが説明してくれます。
バレンシアが北部、オリクサが東部を任されることとなった起源の話の出来事でした。
オリクサは卑怯な手を使って荒廃した北部をバレンシアに押し付け、本来バレンシアが担うはずだった東部を奪ったのです。
それ以降も両者は度々衝突しました。
さらにクリスチャンは前オリクサ公爵から死んだも同然の扱いを受けるほど評判が悪かったそうで…!?
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悪党公爵の愛娘32話の感想&次回33話の考察予想
クリスチャンはいったい何を考えているんでしょうね。
どんな人なのかまださっぱり分かりませんが、文字通り死ぬほど評判が悪かったようです。
どういう種類の悪さなのか謎ですが、ロザリアからすればそんな前情報だけある男に会うなんて憂鬱になりそうです。
そんな評判の悪い男が皇室と教団を味方にできたことも不思議でした。
クリスチャン本人というよりオリクサ家の力かなと思います。
ロザリアは当然クリスチャンと住む未来など選ばないでしょう。
ただ聖女コーデリアがいない世界で、ロザリアが聖女説が濃厚になりつつあるので、もしかしたらクリスチャンが実父なのかもしれません。
だとしてもそんな評判の悪い失踪していた男なんかより、アレクサンドロと暮らしてほしいです。
まとめ
今回は漫画『悪党公爵の愛娘』32話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- クリスチャンは皇室や教団、そして世論までも味方にしてバレンシアを責め立て、アレクサンドロは渋々ロザリアと首都へ向かうことにしました。
- ロザリアはエマからクリスチャンが自分の実父と名乗り出ていることを聞いて驚愕しますが、エマは優しく彼女を諭します。
- アレクサンドロとシモンと馬車で首都へ向かう途中、ロザリアの質問に対しシモンがバレンシアとオリクサの対立の根源について説明してくれました。