公爵家のメイドに憑依しましたネタバレ18話|リアンドロご乱心?嫉妬で解雇!?

漫画「公爵夫人のメイドに転生しました」は原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品です。

 

ロレンゾと再び出くわしたイベリナ。二人は親しげになんでもない会話をしていたのですが、折り悪くそこにリアンドロがやって来てしまいます。そしてイベリナが他の男と話しているのが気に入らず怒ってしまうのです。

 

ロレンゾにサボってない働けと叱りつけ、追い払ってしまうと、イベリナにも詰め寄ります。

お互いに名前を呼び合う親しげな雰囲気を問い詰めますが、イベリナは軽く流して仕事に戻ってしまいました。

イライラした気持ちのまま自室に戻るリアンドロ。果たして仲直りはできるのでしょうか。

≫≫前話をもういちど振り返りたい方はこちら

 

今回は「公爵夫人のメイドに転生しました」の18話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介します。

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公爵夫人のメイドに転生しましたの【18話】の考察予想

リアンドロの独占欲が炸裂した前回。ロレンゾもイベリナもかなり戸惑っていましたね。

歳が大人で背丈もイべリナより高く、遠目にはお似合いのロレ×イベがリアンドロの気に触ったのでしょう。

 

大丈夫、リアンドロ!君の歳ならこれから一気に身長のびるから!

顔もロレンゾよりも美形に育つから!

 

慌てなければ、間違いなくイベリナは君を選ぶから!

私としてはピュアなリアンドロの恋を応援したい気持ちでいっぱいなのです。

なんだか初の長引きそうな喧嘩になってしまったリア×イベですが仲直りはできるのでしょうか。

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公爵夫人のメイドに転生しました【18話】ネタバレあらすじ

リアンドロに追い払われ、屋敷を出たロレンゾ。

リアンドロが部屋に戻るまでは屋敷には入れませんから、木陰で一休みしていました。

そこへイベリナが通りかかり、ロレンゾに気が付きます。

 

「ごめんなさい、ロレンゾ。気に触ったでしょう。ご主人さまは時々子供っぽくなるんです」。

先程のことを謝るイベリナに、ロレンゾは気にしてないよと答えます。

ロレンゾは単にリアンドロの虫の居所が悪かっただけだと思っているようです。

 

「近くで彼を見て驚いたな。以前と比べるとまったくもって健康な様子だったから」。

ロレンゾは長らくリアンドロを見ておらず彼の最近の様子を噂でしか聞いていませんでした。

 

リアンドロは呪いのせいでゾッとするような見た目をしていると言われていたのです。

しかし実際にリアンドロを見て、ロレンゾは彼の見た目に全く恐ろしいものを感じませんでした。

 

リアンドロを孤独から開放してあげたいと思っているイベリナにとって、ロレンゾの感想はとても嬉しいものです。

「本当にそうよね。彼は全然恐ろしい見た目なんかしてないわ」。

イベリナは他の人もリアンドロと直接対面すれば、同じことを想うのではないかと考えます。

呪いが伝染するという噂が広まっているがため、今まで誰も彼に近づこうとせず、どんどん噂が誇張されてしまったのです。

 

イベリナが仕事に戻ろうとすると、ロレンゾは聞きたいことがあると引き止めます。

「君は毎朝、厨房へ食事を取りに来ているの?」

「はい、マスターの朝食を運ばないといけませんから」。

それを聞くと嬉しそうなロレンゾ。

軽く挨拶をして、二人は仕事に戻るのでした。

 

(近くで見ると少女漫画のイケメン王子様みたいだったな)

好青年でイケメン、その上リアンドロへ向ける視線も暖かい。

そんなロレンゾに好印象を持つイベリナでした。

 

イベリナがパジャマを持って屋敷に戻りますが、リアンドロの部屋をノックしても返事がありません。

入るとベッドで膝を抱えて座るリアンドロ。

「ノックの一回でも良いから返事してくださいよ」。

 

無視。

リアンドロはロレンゾと親しげだったイベリナの姿にすっかりへそを曲げてしまいました。

「どうぞ。このパジャマに着替えてください」。

構わず話しかけるイベリナにリアンドロは噛みつきます。

 

「イライラさせないでくれよ。俺が機嫌悪いの、見てわからないのか?」

「そんなの初めてのことじゃないでしょう。私、出ていきましょうか?」

リアンドロのワガママには何度も付き合ってきたイベリナですから対応は慣れたもの。

言いたいことがあって無視をしていたのに軽く流されてしまい、リアンドロはますます苛立ってしまいます。

 

「今は私と話したくなさそうなので行きますね」。

埒が明かないとイベリナが部屋を後にしようとすると、リアンドロは慌てます。

「行かないで、ここに座れ!」

ベッドの端をポンポン叩いてイベリナを呼び戻します。

イベリナはそれを見ると、ため息を付きながらもリアンドロの話を聞いてあげることにしました。

 

「他の人に笑顔を見せるなと約束しなかったか?」

着替えを済ませたリアンドロはイベリナを問い詰めます。

「ソ、ソンナ約束シマシタッケ〜?」

リアンドロが以前言っていたことが本気だとは思っていなかったイベリナはごまかしつつも戸惑います。

まさか本当に他の人に笑顔を見せたら怒り出すとは思っていなかったのです。

(思春期のご主人さまを世話するのは大変だわ。だから私の給料は他のメイドよりも高いのね。)

 

ため息をつくイベリナ。

するとリアンドロは突然顔を近づけてきてイベリナをじっと見つめ始めます。

だまってこちらを見てくるリアンドロに「どうしたんですか、いきなり?」それでもだまって睨んでくるリアンドロ。

 

リアンドロの怒りがこれまでとは違い、本気だということに気づくとイベリナは流すのをやめ、話を聞こうと考えます。

「わかりました。けど、まずは話をする前に落ち着いてくださいご主人さま。またお体を崩されますよ」。

頭をなでながら優しく語りかけるのです。

少し落ち着いたのか、リアンドロの表情も攻撃的なものから悲しむような顔に変わっていきます。

わがままを言っている自覚はあったのでしょう。

しかし嫉妬心は消えず、イベリナが自分以外にも笑顔を向けているということが悲しいのです。

自分にはイベリナしかいないというのに・・・。

 

「あの使用人、名前は何ていうんだ」。

「使用人?誰のこと?」

突然話しだしたリアンドロの質問がわからずイベリナが聞き返すと、「さっきお前が笑顔を向けていた使用人だよ!」リアンドロはまた少し怒って答えます。

 

「あ〜ロレンゾのこと?」

イベリナは少し笑顔になって答えます。

その笑顔を見ると、リアンドロは急に思いついたように言いました。

「そうだ!あいつが俺を苛つかせているんだ!」

イベリナの口から他の男の名前が出た時、胸のわだかまりがうずいたのでしょう。

リアンドロは苛立ちの原因を突き止めるのでした。

「なら良いや!あいつを首にしてしまおう!」

嬉々とした顔で恐ろしいことを言い出すリアンドロ。

 

びっくりしたイベリナは主人の横暴に引き気味で聞き返します。

「どうしてですか!?」

まだまだ子供のリアンドロにはイベリナが何故そんな反応をするのかわからず無邪気に「なにか問題はあるか?」などと言うのです。

更に、今までで一番晴れやかな笑顔で続けます。

「あいつは別に何もしてないけど。あいつの顔を見ずに済むなら、オレの胸はスッキリする。問題解決じゃないか」。

すぐに執事を呼んでこいというリアンドロ。

「本気ですか!自分の権力をそんなふうに使うんですか!?」

イベリナは彼の恐ろしい発言に我慢できなくなり叱リつけてしました。

「なんでそんなに怒るんだよ。たかが一人の使用人をクビにするだけだろう」。

そんなイベリナの様子が理解できないリアンドロが言います。

 

少しの間使用人同士で喋っていたくらいで首にするのはあまりに横暴です。

その上、ロレンゾはリアンドロを化け物扱いしない数少ない使用人。

ロレンゾのためにも、リアンドロのためにも絶対にクビにしないほうが良いのです。

しかしリアンドロはそんなことは知りませんし、今それを教えたところで喜びはしないでしょう。

 

リアンドロをどう納得させようか悩むイベリナ。

「彼がクビにならなくちゃいけない理由はなんですか?」

リアンドロに問いかけます。

理不尽に解雇しようとしていますから、当然リアンドロは答えられません。

「まさか、理由もなしに彼をクビになさろうとしているのですか?」

諭すように畳み掛けます。

「り、理由はある!」

ムキになって言ったものの思いつかないリアンドロ。

「でも、お前には言いたくない」。

子供みたいな言い訳をしだしました。

「じゃあ執事は呼んできません」。

イベリナは強気で返します。

 

業を煮やしたリアンドロはムキになって

「俺の命令が聞けないのか?」

口を滑らしてしまうのです。

 

ここまで親しい友人のように接してきた二人。

更にリアンドロの心にはイベリナへの恋心も芽生えていました。

リアンドロはそんな大切な相手に対して「命令」などするべきではないと思っていました。

二人の立場から考えるとリアンドロが「命令」するのは当然のことです。

しかし口を滑らしてしまった後の彼の表情は後悔と悲しみに満ちていました。

 

そんな彼の表情を見て、イベリナはまだ説得の余地はあると考えます。

「わかりました執事を呼んできます。・・・でもご主人さま、ガッカリです」。

冷たい顔をするイベリナを見ると、リアンドロは態度を変えます。

「ま、待て!なんで怒ってるんだ!なんでガッカリしたんだ!」

イベリナは忠実な使用人といった表情で答えます。

 

「それは申し上げないほうが良いでしょう。ご主人さまは理由なく使用人を解雇なされるんですから。口を滑らしますと、私も解雇されてしまうかもしれません。」

「なんで、俺がお前を解雇するんだ?」

それには答えずイベリナは扉に手をかけ言います。

 

「ご主人さまの忠実なる使用人として、ご命令には従わなくてはいけません。執事を呼んでまいります」。

出て行こうとするイベリナをリアンドロはもう一度引き止めます。

「待て!謝る!謝るって言ってるんだ!」

イベリナとの関係が単なる主従の関係になるのには我慢できなかったのでしょう。

とうとうリアンドロは素直に謝ります。

 

「では、命令を撤回なさいますか?」

「いつ俺がお前に命令した?」

しれっと言ってのけるリアンドロにイべリナは呆れながらも安心するのでした。

 

「近くに来てくれ」。

リアンドロの言葉に振り向くと部屋に白い羽根が舞っています。

(何?なんで部屋に羽根が舞っているの?)

イベリナがリアンドロの方を見ると彼が自分の枕を割いて、中の羽毛を撒き散らしているのです。

近づくイベリナの耳に、リアンドロは羽根を一本載せて言います。

「他の人の前であんなふうに笑わないと約束しろ」。

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公爵夫人のメイドに転生しました18話の感想&次回19話の考察予想

今回はわがままリアンドロ回でした。

イベリナとの親しげな会話で忘れていましたが、リアンドロは立派な公爵の子息。

更に中世ヨーロッパのような世界観ですから庶民が逆らえる立場ではないんですよね。

まだまだ幼いリアンドロですから、恋敵が現れたら排除しようとするのは当然です。

今までほとんど人と接してきませんでしたから社会性も身についていないんでしょう。

リアンドロ!このままじゃ弟キャラを卒業できないぞ!

頑張ってもっとおとなになるんだ!

 

一方リアンドロを上手く交わして手綱を握ったイベリナ。

見事な駆け引きでしたね。

真紀は見た目高校生くらいに見えましたが、かなり大人びたところがあってしっかりしています。

実は結構年齢上なんでしょうか。

もともとはロレンゾと同じくらいの年齢かもしれませんね。

そうなってくるとますますロレンゾに軍配が上がってしまいます。

異世界でモテモテのイベリナ。

果たして誰とくっつくのでしょうか!

今後の展開が気になります!

まとめ

今回は漫画『公爵夫人のメイドに転生しました』18話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

≫≫『公爵家のメイドに憑依しました』の他の話数ネタバレはこちら

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