偽の聖女なのに神々が執着してきますネタバレ1話〜4話｜漫画｜聖女の代役アリエル

偽の聖女なのに神々が執着してきます1話～4話の注目ポイント＆考察予想

逆ハー小説の悪役へ憑依！？

舞台は、高潔な聖女であるカミーラが、立場が異なる三人のイケメンから求愛される逆ハー小説です。

アリエルは大神官レイハスとの契約によって偽の聖女を演じる人物でした。

そのアリエルに憑依してしまった主人公！

 

カミーラを愛する三人の男の剣によって、小説ではあっけなく命を落とすこととなってしまいます。

行きたいと強く願うアリエルは、小説通りにならないよう奮闘しますが…！？

偽の聖女なのに神々が執着してきます1話～4話の一部ネタバレ込みあらすじ

偽の聖女を演じるアリエル

三人の男たち、そして目の前に浮かび上がる青いウィンドウ…。

選択を迫られたアリエルはついに口を開きます。

そもそもこうなったのは、アリエルが小説の世界の登場人物に憑依したことがきっかけでした。

 

メイドのアニーから訝しげな視線を送られつつ、アリエルはできるだけアリエルとして自然にふるまおうと努めます。

ここが逆ハー小説「聖女カミーラの帰還」の中であることを、アリエルは頭の中で整理していました。

最終的に三人のイケメンが全員カミーラの夫になるという衝撃的な小説です。

 

その小説の中で、貧しい貴族の婚外子として生まれたアリエルは、良い家門の令息と結婚して身分を上げることを目標としていました。

神殿に通っていた彼女が偶然大神官レイハスの目に留まり、エリウム神殿に来ることとなったのです。

彼との契約によって二年前から偽の聖女を演じてきました。

 

政治的な安定のため、代役かつ期限付きの聖女とされたのです。

アリエルは本物の聖女が現れたら追い出されると分かっていながらも、身の程を知らずにカミーラを憎んでいた愚かな悪女でした。

カミーラに刃物を突き付けた瞬間、アリエルは三人の男の剣によってあっけなく死んでしまいます。

 

今、アリエルとして生きる彼女は死にたくありませんでした。

アリエルに憑依したのは、前世の自分が死んでしまったからでしょう。

死の感覚を知ってしまったアリエルは死を恐れていました。

 

前世もろくな人生じゃなかったので、今の方がマシかもしれないと考え直します。

本のストーリーと違った生き方をすれば未来は変えられるはずだとアリエルは奮起しました。

この世界で生き抜く術を身に着け、カミーラが現れたら潔く聖女の座を譲って神殿を離れ、いい物件を買って商売でもしながら生きていこうと考えます。

謎の青いメッセージ

この状況をいくら否定しても無駄なので、アリエルとして生きていこうと決意したのでした。

そんな彼女の前に電子音が鳴り、青いウィンドウが表示されます。

新しい運命を受け入れた彼女に輝かしい未来が待っていると表示されていました。

 

戸惑うアリエルの前に、青いウィンドウはさらに太古の存在がアリエルの適応力に興味を示していると示します。

何が何だかさっぱり分かりません。

困惑している彼女の前から、いつしか青いウィンドウはスッと消えていきました。

 

そこへノックの音がして、レイハスが食事を持って入ってきます。

彼は神殿の最高管理者でしたが、アリエルはぼんやりしたまま彼の名前を呼んでしまいました。

普段は大神官様と呼んで名前では呼ばないので、レイハスに笑顔で指摘され、アリエルはギクッとします。

 

これからも名前で呼んでくれないかとどこか暗い笑みを浮かべるレイハスに、アリエルは謙遜して丁寧に遠慮し、不躾に呼んでしまったことを謝りました。

レイハスは小説通り優しい人でしたが、それはカミーラに対してだけです。

彼は神殿の中で唯一アリエルが偽物だと知っている存在…というか彼女を連れてきた張本人でした。

 

できるだけ機嫌を損なわないようにしなければとアリエルは思い、慎重に接します。

レイハスはアリエルがいつもと違う様子であることに気付いたようでしたが、深くは尋ねませんでした。

聖女だけが授かる神託

それから数日、アリエルは神殿の図書館にこもり、この世界について得た情報をまとめます。

今はカミーラが現れる5年前でした。

ここイライド帝国は王政と神政が共存していて、唯一神ではなく正義の神ヘトゥスや知識の神ヘセド等、九の神をあちこちの神殿で祀っています。

 

そしてアリエルがいるエリウム神殿は、九神すべてを祀る唯一の場所でした。

だからエリウム神殿は特別な場所で、ここで九神との高い親和力を持って生まれた聖女は帝国全体の宗教指導者になるのです。

さらに聖女のみ神託を授かることができるとされていました。

 

神託については四角い青い光が目の前に現れ、瞳に刻み込まれるように神言が輝かしく浮かび、やがてぼやけて消えていくと描写されています。

そもそも小説にはカミーラが聖力を使う場面はありましたが、神託は描かれていません。

小説で神託が出てこなかった理由は考えても分からないので、アリエルは気を取り直して今後の計画を立てることにしました。

 

品位維持費として与えられるお金を貯めれば神殿を出てからも不自由なく暮らせそうです。

そこでまたあの青いウィンドウが飛び出してきました。

触れもしないその画面にアリエルは困惑します。

自分が憑依したことでこの世界にも異変が起きているのかもしれないと考えたのでした。

アニーへの反撃

そこへやってきたアニーに画面が見えるか尋ねますが、アニーには見えないようです。

さらにアニーは、アリエルに金の無心をし始めました。

弟の借金を返すため、毎月くれているお小遣いをもう少しあげてほしいと訴えてきたのです。

 

アリエルはアニーの目つきと薄笑いに吐き気を覚えました。

前世でも嫌というほど見た顔…人を見下して利用しようという輩の顔です。

小説の中のアリエルは感情に流されやすくて単純な悪女だったので、ご機嫌取りばかりしているアニーからすればひよっこだったのでしょう。

 

しかし今のアリエルは違います。

アリエルは過去の彼女が月の品位維持費の半分以上をアニーに渡していたと知り、今後アニーにお金を一切渡さないと断言しました。

アリエルが一文無しだった理由を悟りながら…。

 

アニーは悔しそうに顔を歪めます。

ところが次の瞬間、アニーはアリエルが偽物だと知っていることを告げ、このことをバラすと脅してきました。

過去のアリエルはアニーに弱みを握られ、その脅迫に怯えてお金を渡していたのです。

 

アリエルは動揺を見せず、バラせば良いと突き放します。

そうなればアリエルは身の破滅ですが、大金を貰って偽の聖女であることを隠し続けてきた下女であるアニーは、貴族のアリエルよりももっと悲惨な目に遭うでしょう。

レイハスの剣で…

アリエルはアニーが自分の命をかけて道を踏み外したことを指摘しました。

アニーは真っ青になって自分の罪を認め、アリエルに許しを請います。

しかしそこへレイハスが入ってきて、アニーが弁解する間もなく彼女を斬りました。

 

状況が状況だったので即決で処分したと告げる彼の言葉にアリエルは青ざめます。

アニーが決して外部に漏れてはいけない秘密をネタに脅していたので、レイハスが安全のためにそうしたことは分かっていました。

それでも弁明の余地もなく○されたアニーの姿に、未来の自分の姿を重ねてしまったのです。

 

ゾッとしていたアリエルの目の前に、あの青いウィンドウが再び現れました。

神託のロック解除の条件に近付いたという表示に、アリエルは困惑します。

一方部屋を出たレイハスは、さっき初めて見たアリエルの一面に驚いていました。

 

彼女にあんな賢さと度胸があったとはとても思えなかったのです。

芸術の神モンドに仕えるレイハスはモンドの石像の前で祈りを捧げて…！？

続きはピッコマで！

偽の聖女なのに神々が執着してきます1話～4話の感想＆次回5話の考察予想

アリエルの前に表示されるのは間違いなく神託…の一歩手前だと思います！

神託のロック解除の条件というのが気になりますね。

逆ハー小説のわりにはゲームっぽい画面ですが、どういうことでしょうか？

 

どんな条件なのか気になるところです。

聖女のみ授かれる神託ということなので、アリエルが実は偽の聖女ではないということだと思いますが…。

 

わざわざ危険を冒して偽の聖女として契約するレイハスもだいぶぶっ飛んでいると思います。

優しそうですがアニーを一瞬で○したところを見ると、相当冷酷な一面もあるのでしょう。

アリエルに対してどう思っているのか気になります。

まとめ

今回は漫画『偽の聖女なのに神々が執着してきます』1話～4話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

≫≫次回「偽の聖女なのに神々が執着してきます」5話はこちら

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