悪党公爵の愛娘ネタバレ27話｜漫画｜路地裏で育ったロザリアを見るエバレットの目

1月 5, 2023 1月 5, 2023

漫画「悪党公爵の愛娘」は原作Yun On先生、漫画IRing先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪党公爵の愛娘」27話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

ランペーズ家の食事に向かったロザリアは早くも胃もたれを覚えました。聖女である可能性が高くても、彼らが自分を聖女として見ていないということに、ロザリアはすぐに気付きます。

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悪党公爵の愛娘27話の注目ポイント＆考察予想

ランペーズ公爵家での食事

ロザリアを歓迎し、家族の食事に招いてくれたランペーズ公爵。

しかしその食卓はロザリアにとって嬉しいものではありませんでした。

ブレイクの弟にあたる幼いエバレットは無邪気にロザリアをこき下ろします。

ロザリアも遠慮することなく一刀両断して彼を泣かせてしまい、食事会は中断されてしまったのでした。

悪党公爵の愛娘27話の一部ネタバレ込みあらすじ

エバレット、そして公爵夫妻がロザリアを見る目は…？

ランペーズ公爵は食事の最中、バレンシアの領地に対して自分の領地が優れているという自慢話ばかりでした。

ロザリアはうんざりしながら食事をとります。

公爵だけでなく、公爵夫人とエバレットも談笑していますが、なぜかブレイク抜きに話をしていて、彼だけ蚊帳の外のようでした。

エバレットがロザリアの持っている人形を汚いと指摘します。

自分の顔を鏡で見てから言えと反発するロザリア。

エバレットは強烈な皮肉と気付かなかったようで、ロザリアがすごい神聖力を持っているというのは本当かと尋ねました。

ロザリアが否定すると、汚い場所に住んでいたのだろうとエバレットは質問を重ねます。

あの人は純血以外のネコは受け入れないのに、そんな場所に住んでいたロザリアを養女にするなんてすごいと告げたのです。

ロザリアは無表情で聞き返します。

公爵は取り繕いますが、ロザリアは自分が路地裏で育ったことを改めて伝えました。

エバレットは路地裏のことを汚い場所と表現する時、少しも躊躇いませんでした。

ロザリアはエバレットが想像するより路地裏は何倍も汚い場所で、親がいる彼にとっては想像するだけで恐ろしいことだろうと伝えます。

しかしそんなことよりも、自分を見るその目のほうが恐ろしいとロザリアは告げ、自分が不憫かと尋ねました。

人間ではなく、虫けらを見るような目でロザリアを見ています。

公爵夫妻も仲良くしろと促しながら、彼女を全く同等に扱っていません。

この環境で育ったブレイクは…

ブレイクがエバレットをたしなめると、エバレットは号泣しながら部屋を飛び出していきました。

公爵夫人が急いで後を追い、公爵も立ち上がります。

ブレイクに兄として模範を示すよう苦言を呈し、そのまま部屋を出ていきました。

もううんざりだと小さく呟くブレイク。

ロザリアは彼が自分を泣かないから気に入ったと話していたことに触れます。

問題が起きた時に泣くのはそれによって問題が解決できると思っているからです。

ロザリアが泣かないのは、泣いても何も解決しないと分かっているからでした。

泣く人が悪いとは思わないので、自分は気に入られるような人間じゃないとロザリアはきっぱり伝えます。

もしロザリアにも怒らずに慰めてくれる大人がいたら、涙を我慢することはなかったでしょう。

子供が嫌いと言っても結局彼も自分もただの子供だとロザリアは告げて席を立ちました。

しかしブレイクはここで誰にも子供扱いをされることがないようで…！？

続きはピッコマで！

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悪党公爵の愛娘27話の感想＆次回28話の考察予想

前回公爵とブレイクの間に感じた微妙な溝は思っていたより根深そうです。

二人とも彼の子供でしょうに、どうしてこうも温度差があるのでしょうね…。

エバレットは子供ならではの残酷な正直さで思ったことを口にしただけだと思います。

それは両親や乳母、家庭でそう教わっているからでしょう。

大人がいくら口先で嘘をついても、幼い子供の言葉を通せば彼らの心が透けて見えるようです。

路地裏が汚いという感想は貴族なら仕方ないかもしれませんが、まずはそんな教育の前に人とのコミュニケーションを学ばせる必要があると思います。

ブレイクの性格が捻じ曲がるのも無理ない環境だと言えそうで、こんな家族に囲まれて育ったブレイクが気の毒です。

ロザリアもブレイクも子供らしくはありませんがまだ幼いので、心の平穏が訪れるといいなと思います。

まとめ

今回は漫画『悪党公爵の愛娘』27話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

悪党公爵の愛娘の27話のまとめ

ランペーズ公爵家での食事はブレイクを蚊帳の外に自慢話ばかりで、ロザリアは内心うんざりしていました。
エバレットがロザリアの出身を無邪気に否定し、ロザリアはそれをやり返すことで公爵夫妻を黙らせます。
三人が部屋を出て行ったあと、ロザリアはブレイクに自分は彼が思うような人ではないと伝えたのでした。

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