悪党公爵の愛娘 ネタバレ16話〜17話｜漫画｜正式な養女に！ロザリアの誕生日パーティー

悪党公爵の愛娘16話～17話の注目ポイント＆考察予想

一件落着！

展示会で騒ぎを起こしたことで、アレクサンドロに追い出されるかもしれないと不安を抱いていたロザリア。

しかし実際に追い出されるほどの罰を受ける危機にあったのはシモンだったようです。

アレクサンドロはロザリアの傍から離れたシモンに責任を問うていました。

ロザリアが許してもお咎めなしとはいかないようで、悩んだロザリアはある罰を提案します。

悪党公爵の愛娘16話～17話の一部ネタバレ込みあらすじ

シモンに与えた罰

展示会場に入った途端に貴族たちに囲まれ、ロザリアの傍を離れたことにシモンは負い目を感じていました。

それが言い訳に過ぎず、自分があえて放置したことを自覚していたのでなおさらです。

シモンだけが悪いわけじゃないのに…とロザリアは眉を顰めます。

 

オリクサの血が流れているという誤解で、初めて会った時からシモンが自分を嫌っていることをロザリアは知っていました。

許してあげてはどうかとロザリアはアレクサンドロに尋ねますが、アレクサンドロは何かしらの罰を与えるつもりのようです。

ロザリアは頭を悩ませた末、1ヶ月間ピーマンだけ食べることにしたらどうかと提案しました。

 

斬新な罰に青ざめるシモン。

アレクサンドロは面白がるように二人を眺めました。

結局彼はロザリアを追い出すどころか、むしろ頭を下げなかったことを褒めてくれたのです。

 

エドモンドは火を放ったことで謹慎処分を受け、フォードナー家で展示されていた絵画は支援制度を悪用したものだと明らかになり、処罰を受けることとなりました。

無事に一件落着となり、ロザリアはアレクサンドロと一緒に外出する日を迎えます。

楽しそうなロザリアを見たアレクサンドロは、彼女が同年代の子に比べて小柄なことを心配していました。

人形の交換

アレクサンドロは、ロザリアの手がお菓子で汚れていることも構わずに彼女の手を引き、人形を買い与えようと店に向かいます。

賑やかな通りの中で物乞いの少女を追い払う店主の声が響きました。

アレクサンドロが店主に声をかけると同時に少女は走って逃げだします。

 

店主はロザリアの可愛さを褒め称えましたが、ロザリアはさっきの少女の背中をじっと見つめていました。

綺麗に着飾った女の子の人形を買ってもらったロザリアでしたが、綺麗に着飾ったその姿が自分と重なって見えます。

いつか本物の聖女が現れて屋敷を出ていくことになっても、この姿を維持できるだろうかと思ったのでした。

 

そしてロザリアは突然走り出し、路地裏に座り込んでいた少女に人形を差し出します。

代わりに少女が持っていた、古くて汚れた人形と交換したのでした。

慌てて追いかけてきたアレクサンドロに、ロザリアは勝手に人形を交換したことを謝ります。

 

アレクサンドロは彼女が無事だったことに安心し、交換について怒ってはいないようです。

なぜこんな行動に出たのか、ロザリアにもよく分かりませんでした。

でもなぜか少女の姿がかつての自分に重なり、放っておけなかったのです。

 

ロザリアはこの前の発言も謝り、アレクサンドロもユリアンと引き離そうとしたことを謝って二人は仲直りをします。

シュークリームをたくさん買って、ユリアンとアレクサンドロと食べたいとロザリアは頼みました。

ロザリアが自分から何かをねだるのは初めてだったので、アレクサンドロは快諾します。

正式な養女になったのはユリアンのおかげ？

帰宅後、三人はシュークリームを囲んでお茶をしていました。

アレクサンドロはあまり甘いものが好きじゃないのに、一緒に食べていることにユリアンは驚きます。

皇帝が反対から一転してロザリアが養女になることを認めた件について、アレクサンドロはユリアンに説得した方法を尋ねました。

 

ユリアンは涼しい顔で、診断書をいじって療養が3年ほど長引きそうだと伝えたのだと答えます。

最後の頼みだと言ったらすんなり受け入れてくれたとユリアンは笑いました。

アレクサンドロは彼を見つめながら、3年後もユリアンが生きていたら皇帝が自ら〇しに来るかもしれないと考えます。

 

ユリアンがいなくなれば、愛する長男が皇位に就くことができるからです。

彼が父親に対して自分の命を担保にすることにアレクサンドロは胸を痛めました。

ひとまずこれでロザリアが正式にバレンシア家の養女になったので、二度とロザリアをコーデリアなんて名前で呼ばせないためにも公表しなければいけません。

 

自分の誕生日を知らないロザリアに、養女として迎えた日を誕生日にして、誕生日パーティーを開くことにします。

それならこれからはおじさんがお父さんなのかとロザリアは顔を上げましたが、お父さん呼びに慣れずおじさんと呼ぶに留めました。

アレクサンドロも好きに呼ぶよう答えます。

 

前にブレイクからクッキーのことを思い出したロザリアは、食べようと声を上げましたが、ユリアンは拒否しました。

もう傷んでいるし、自分がもっと美味しいのを作ってあげるから捨てろと笑顔で伝えます。

その表情からは殺気が感じられて、ロザリアは戸惑いました。

パーティーにはブレイクとエドモンドを呼ばない方が良いというユリアンの言葉に、アレクサンドロも頷きます。

ロザリアの誕生日パーティーに向けて

それから2週間、屋敷の人々はロザリアの誕生日パーティーの準備のために大忙しでした。

しかしロザリアは、ユリアンがパーティーに不参加と聞いて寂しく思います。

エマも多忙ということで、ロザリアの世話には代わりにミアというメイドがつくことになりました。

 

ミアはロザリアを警戒しています。

メイドたちは、ロザリアがアレクサンドロに気に入られて養女になったとエマから聞かされていましたが、きっとアレクサンドロは呪術をかけられたに違いないとロザリアを疑っていたのです。

いつ本性を現すか分からないのだから油断してはダメだと心の中で気合を入れるミア。

 

しかしクッキーの用意のお礼に、ロザリアが満面の笑みでミアが大好きだと伝えた瞬間、ミアはその可愛さに心を射抜かれてしまったのでした。

疑っていた他のメイドたちも、次々にロザリアの可愛らしさにメロメロになっていきます。

そしてついに誕生日パーティー当日を迎えて…！？

続きはピッコマで！

悪党公爵の愛娘16話～17話の感想＆次回18話の考察予想

シモンに与えた罰には思わず笑ってしまいました。

ピーマンだけを食べる罰とはちょっと予想外です。

しかも一か月って結構長くないでしょうか…一週間でもうんざりしそうですが…。

 

ユリアンの腹黒感がたまりません！

じわじわ滲み出ているのがまたとてもいい感じです。

ブレイクもわりと腹黒寄りかなと思いましたが、ユリアンのほうがずっと腹黒い気がします。

 

ロザリアが無事に正式な養女になれたことで安心しました。

メイドたちもロザリアに心を開き始めているようなので、この先の公爵城の暮らしは聖女云々の話が出てくるまではきっと安泰だと思います。

まとめ

今回は漫画『悪党公爵の愛娘』16話～17話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

≫≫次回「悪党公爵の愛娘」18話はこちら

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