
漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」54話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回のあらすじ
男爵領からベラビティ家への帰路には、貴族仕様の豪華な馬車が使われていました。
ベラビティ家を発つときに使った商業用の馬車とは雲泥の差の乗り心地に、イベリナは感動を隠すことができません。
ふかふかなシート、ほとんど揺れない車内。
酔いを気にせずに遠出のできる馬車に感激していると、リアンドロはそんなに気に入ったならこの馬車をくれるというのです。
突然の大きな贈り物に戸惑うイベリナにさらに驚く事実が告げられます。
なんとリアンドロはイベリナを将来嫁に迎えるために、彼女の名義で貴族の身分を買ったというのです。
≫≫『公爵家のメイドに憑依しました』の他の話数ネタバレはこちら
公爵家のメイドに憑依しました55話の見どころ・考察予想
晴れて貴族の仲間入りをしたイベリナ。
めでたしめでたしと行きたいところですが、身分が上がったことによりディエゴと出くわす機会も多くなってしまいそうです。
イベリナは男爵家でのやり取りですっかりディエゴに気に入られてしまっていますから、間違いなくちょっかいを出してくることでしょう。
この物語で最も危惧されているのは、リアンドロとディエゴの間にもめごとが起こって、クーデターにまで発展してしまうことです。
二人とも気持ちはお互いのことを想っていますが、なんといってもディエゴは帝国の皇太子。
権力を使って無理やりにでもイベリナを手に入れようとしてくる可能性もあります。
今後の展開ではイベリナの貴族デビューも楽しみではありますが、同時にディエゴとのやりとりにハラハラさせられることが予想されますね。
公爵家のメイドに憑依しました55話のネタバレ込みあらすじ
イベリナ貴族に!
リアンドロから告げられた真実に驚きを隠せないイベリナ。
しかしリアンドロは平然としています。
何しろリアンドロにとってみれば、イベリナは単なる恋人ではなく命の恩人でもあるのです。
そばに置いておくためなら、身分を買うことなど当然なのでした。
実はイベリナの身分を買う準備は、3年前彼女が屋敷を出て行ってしまう前から進んでいました。
しかし結局イレナ夫人とのことがあって、イベリナがリアンドロに何も告げずに出て行ってしまったために計画が中断してしまっていたのです。
もちろんすぐに彼女を連れ戻して、身分を与えることもできたでしょう。
しかしイベリナが本当に自分のことを愛してくれるかどうか不安だったリアンドロにはそれはできなかったのです。
唯一自分のことを本気で考えてくれる人間だったイベリナが、何も告げずに屋敷を去ってしまったことはリアンドロをそれほどまでに臆病にしてしまいました。
イベリナは良かれと思ってやった自分の行動が、リアンドロをそれほどの絶望に陥れていたことを改めて実感します。
あの頃の自分が一時的な恋心だと軽んじていたリアンドロの気持ちを思い浮かべ、その態度がどれほど彼を傷つけていたのかを知るのでした。
結婚は急すぎるにしても、もう彼のそばを離れないことを心に決めました。
これでもう物語は完全に変わることになります。
エレオノラとリアンドロが結ばれることはなくなったでしょう。
そしてこれから彼がクーデターを企てる際には、そばに自分がいます。
力尽くでも彼を止めて阻止することが可能になったにです。
突然の貴族扱いに戸惑うイベリナ
帰路を急ぐリアンドロ一行でしたが、あたりは暗くなってきてしまいました。
これ以上遅くまで移動を続けるのは危険です。
途中フェレラ子爵領に立ち寄り、寝泊まりをすることに決めるのでした。
リアンドロとともに部屋への案内を受けるイベリナ。
今まではずっとメイドとして屋敷に訪れていましたから、初めての貴族扱いにたじたじです。
フェレラ子爵には二人の娘がいました。
二人とも豪華なドレスで着飾っており、とてもきらびやかです。
数年前までひどい呪詛が刻まれていたはずのリアンドロの今の美貌を見て、若い女性らしくテンションが上がっています。
と同時にイベリナのことを不思議に思います。
公爵の恋人にしては服装が地味。
一体何者なんだろう?
リアンドロとイベリナは夕食までお互いの部屋で過ごすことにします。
ここであっさり別行動できるようになったところにもリアンドロの成長が見える気がしますね。
イベリナの休息
自室に用意してもらった浴槽につかるイベリナ。
平民の湯浴みとは違い、バラを浮かべた豪華な入浴に体も心もすっかり休まります。
髪を下ろしたイベリナの姿はなかなか新鮮です。
メイドたちが入浴の手伝いをするといった時にはさすがに断ってしまいましたが、これほどゆったり入浴ができるなら貴族生活も悪くないと思い始めていました。
入浴を終えたイベリナに難問が降りかかります。
初めて列席する貴族の晩餐。
果たしてどんな服を着ていけばいいのだろう。
先ほどの子爵の子女たちも豪華なドレスに身を包んでいました。
自分の持っている服の中でもなるべく上等そうなものを引っ張り出して悩みますが、どれも彼女たちの着ていた服と比べると全くもって地味です。
体にタオルを巻いただけの状態で着替えに悩んでいると、ノックの音が。
なんとリアンドロが部屋にやってきてしまったのです。
まずい!何も着てないのにリアンドロが入ってきちゃう!
公爵家のメイドに憑依しました55話の感想&次回56話の考察予想
初めて貴族としてもてなされる客先で早くも問題が浮上しました。
我々から見ると、イベリナの服装も十分華やかでかわいいのですが、貴族から見るとまだまだ地味なようですね。
晩餐に来ていく服がありません。
どうもリアンドロが用意してくれていたようですが、タイミングが悪い!
今のイベリナは公爵に見せるにはみっともなさすぎる格好です。
リアンドロは彼女のドレスをもって部屋を訪れていますから、心の中は喜んでくれるかどうかという気持ちでいっぱいでしょう。
このままでは返答も聞かずに入ってきてしまいそうです。
次回はそんなバタバタの顛末が見れるのと同時に、イベリナの華麗なる貴族デビューのドレスを見られるのでしょう。
どちらも楽しみですね。
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』55話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
『公爵家のメイドに憑依しました』はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、ピッコマで人気が出れば電子書籍化されるので、読めるように応援しましょう!
≫≫『公爵家のメイドに憑依しました』の他の話数ネタバレはこちら