
漫画「怪物公爵と契約公女」は原作MinJakk先生、漫画Liaran先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「怪物公爵と契約公女」54話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
レスリーは街で以前スぺラード家で働いていたエムロアと再会します。自分に優しくしたことが原因で屋敷を追われたことを知っていたのでレスリーは申し訳ないと思っています。シンレフ神殿近くで食堂を経営していると聞き、ぜひ行きたいとレスリーは言いますが・・・。
怪物公爵と契約公女54話の見どころ・考察予想
コンラッドの授業を受けるレスリーは「最初の司祭」は何をするのか、気になっていたことを尋ねます。
アラベーラのブローチの別の力
祝福の日と最初の司祭、そしてアラベーラの役目について説明するコンラッド。
首都神殿の開かずの間には、伝染病「エピアルテス」が封印されていて、アラベーラが使ったブローチが封印をしていると説明を受けるレスリー。
ブローチには別の力もあると聞き、レスリーは興味が沸いてきます。
シーナの助け舟
エムロアの店に行きたいと言うレスリーに困り顔の公爵。
スぺラード家がこのまま大人しくしているとは思えないし、黒幕がいると思っています。
できれば危険なことは避けたい。
レスリーに甘いのは公爵たちだけじゃなかった!
シーナの助太刀でレスリーは許可をもらいました。
しかし警戒を緩めないサルバトール公爵。
そのための準備は念入りに・・・。
怪物公爵と契約公女54話のネタバレ込みあらすじ
エムロアと再会したあと、屋敷に戻ったレスリーはコンラッドの授業を受けていました。
そこでエムロアのことを話したレスリー。
シンレフ神殿のことが話題にのぼり、レスリーは「最初の司祭」に選ばれたら何をするのかコンラッドに尋ねました。
アラベーラの役割
「最初の司祭」は式が行われる間、大司祭の補佐をするとコンラッドは話し始めました。
そして、アラベーラは最終日に普段は開かずの間になっている首都神殿の一番奥の部屋に大司祭と共に入るのだと言います。
そこには「エピアルテス」があると聞き、レスリーはぴくッと体を強張らせました。
エピアルテスは神が自らの手で封印されたと言われている伝染病のことです。
部屋にはアラベーラが使ったとされているブローチがかけられた箱が置いてあって、その箱が封印しているのだと説明しました。
真偽はわからないけれど、封印を強めるために祝福の日に儀式を行うのだとコンラッドは言いますが、レスリーはこうまでして封印しなければならなかったエピアルテスの強力な力が気になります。
コンラッドがブローチについて、封印以外にも別の力があると言われているけど、どんな力かは分かっていないと付け加えました。
最初の司祭とアラベーラの話は、ルーカディウス帝国だけではないので他国にはブローチの記録があるかのしれないけど簡単に手に入らないとコンラッド。
ルーカディウス帝国は周辺の国との争いが絶えなかったからです。
レスリーはどんな記録が残っているのか興味を持つのでした。
レスリーのお願い
その夜、レスリーは公爵にエムロアの店に行きたいと言いますが、公爵は危険だからと良い顔をしません。
しゅんとするレスリーにシーナが助け舟を出しました。
公爵は条件付きでしぶしぶ許可します。
レスリーが退室した後も困り顔の公爵に、シーナはレスリーから賄賂をいただいたので、とお菓子の箱を見せました。
自分はもらってないと菓子に手を出そうとするサイレーンをビシッと窘めるシーナ・・・。
公爵がエムロアの情報を尋ねました。
スぺラード家で働くことになった経緯とクビになってからのこと、そして近況を説明するシーナ。
屋敷を去ってからスぺラード侯爵と接触した様子はないとの報告に、サイレーンはそう心配する必要はないのではと言いますが・・・。
公爵はなにか釈然としないものを感じます。
念には念をと日程調整や護衛の手配を相談し始めました。
そこへレスリーが戻ってきて二人にプレゼントだと箱を渡します。
サイレーンにはマントピン、公爵には羽ペンでした。
レスリーとサイレーン
レスリーはサイレーンと手をつなぎながら部屋へと戻ります。
その途中、レスリーがひとつ質問があると言い出しました。
自分がこの家の娘になることに、兄たちは反対したのになぜ最初から賛成してくれたのか気になっていたのです。
なんだそんなことか、とサイレーンが話してくれました。
サイレーンは孤児院で育ち、そこで虐待されていました。
大柄なサイレーンは成長すると殴られることはなくなったものの、仲間たちへの暴力を見かねてそこを抜け出し傭兵になったのです。
だからレスリーの気持ちが分かるのだと言いました。
サイレーンは、自分でも耐えられなかったのに、レスリーが一人であの虐待に耐えてきたかと思うといたたまれない気持ちになるのでした。
そして強い子だ、と誇りにも思います。
サイレーンはレスリーをヒョイと抱き上げ愛おしそうに見つめました。
心の中では、ベスランとルーエンティの二人が反対していたことを知って、訓練場に呼び出してやる!と考えているのでした。
怪物公爵と契約公女54話の感想&次回55話の考察予想
レスリーがだんだん普通の12歳の少女という感じになってきて微笑ましいです。
サルバドール家の人間は大柄で、レスリーは幼児くらいに見えます。
特にレスリーが公爵の膝に乗っている描写がとっても好きです。
サイレーンにはたいてい抱っこされてますが。
こういうスキンシップは、レスリーは生まれてから一度も経験がなかったから、一からやり直しって感じで読者としても嬉しいです。
レスリーはアラベーラの座を目指しているわかだから、何をするのか気になりますよね。
大司祭とアラベーラにだけ入ることを許された部屋なんて、本当に特別なんですね。
レスリーはブローチの別の力に興味を示しますが、それってスぺラード家の闇の力や、サルバトール公爵が子供を探していたという話と繋がってくるのでしょうか?
それに関しては、もう少し後の話になりそうですが、気になる点と点が先でつながってくることを期待しています。
まとめ
今回は漫画『怪物公爵と契約公女』54話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
『怪物公爵と契約公女』はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、ピッコマで人気が出れば電子書籍化されるので、読めるように応援しましょう!