
漫画「悪女のペット」43話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
悪女のペット43話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
ある日突然母親に呼び出され、とうとうヒロインになるときが来たと告げられたリリス。
運命が自分の意思とは関係なく初めからすべて決められていたこと。
原作のリリスとして作品のヒロインにならなくてはいけないこと。
自分の人生を変えるような二つの事実が受け入れがたく、抗おうとするリリスでしたが、母親はそんな彼女を許さずムチをふるったのでした。
ショックを受けるような出来事があってもなお、味方が一人もいないと思い知った彼女は自分の運命に絶望するのでした。
話を聞いてくれない父親にリリスがした決意
部屋に戻り、リリスはひとり窓を開けて庭園を眺めます。
気持ちの良い夜風と辺りに響く虫の声は彼女を少し落ち着かせてくれるのでした。
そこへ、リリスの父親が現れます。
彼は使用人が薬を探しているところを見かけて、リリスがムチを打たれたと思い薬を持ってきたのです。
いつものように薬を塗ってくれながらも「母親を理解してあげてほしい」と話す父親に、リリスは先ほどの出来事をすべて話す決意をします。
しかし、父親は彼女の言葉を遮り、すべて知っている、と言いました。
戸惑いながらも父親と「原作」の話をしようとするリリスでしたが、父親はリリスが都に行くことを勧めるばかりで全く話を聞いてくれないのでした。
そんな父親の態度に、ついに吹っ切れたリリス。
リリスはヒロインとして、母親が望むものすべてをぶち壊すことを決意したのでした。
初めて選んだ色付きの服
運命が避けられないのなら、運命の通りにして母親の望みを台無しにする。
それが都へ向かうリリスの決意でした。
彼女には他の憑依者も回帰者も、何も怖くはないのでした。
都での暮らしは満足のいくものでした。
特にリリスを感激させたのは、親戚の家で初めて色付きの服を選ばせてもらったことでした。
いまや彼女を監視するのは連れてきた下女がひとりだけ。
彼女の制止を振り切ってグリーンのドレスを選んだリリスは、自分が白以外の服も似合うということに初めて気が付いたのでした。
鏡の前に立ち、白いドレスを着ていない姿を見たリリスは、自分が原作のヒロインではなく自分であることを確信し、勝利の笑みを浮かべます。
決められていた運命とリリスの選択
そんなある日、リリスは第2皇子の帰還を祝うパーティに参列することになります。
パーティ参加の知らせを受けたリリスは、それが手帳の中に記されていた出来事だったことを思い出します。
物語は彼女が知らないうちにも着実に進んでいたのでした。
そんな考えを巡らせていたリリスの目に、真っ赤なリングが飛び込んできました。
赤は革命の色。
彼女は自分の望みをはっきりと自覚しました。
そして当日、真っ赤なドレスに身を包んだリリスはついに運命を壊しに向かいます。
悪女のペット43話の読んだ感想
悲惨な運命を呪うばかりだったリリスがとうとう冷たい復讐を決意し、立ち上がりました。
自分の力で道を切り開いていくリリスがとても格好良かったです。
新しく着ることになったカラフルなドレスもとてもよく似合っていますね。
次回が楽しみです。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』43話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。