漫画「怪物公爵と契約公女」は原作MinJakk先生、漫画Liaran先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「怪物公爵と契約公女」外伝17話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アシェラは正確にサイレーンの情報を把握していました。対するサイレーンはアシェラを怪物だと言い切り、自分が○すべき相手だと本人相手に宣言します。
怪物公爵と契約公女外伝17話の注目ポイント&考察予想
アシェラは余裕で応戦!
サイレーンと剣を交えつつ、アシェラは余裕の表情を浮かべていました。
自分のことをよく知らなそうな彼に自己紹介までしてみせるほどです。
しかし決してサイレーンが弱いわけではなく、むしろ彼の実力を認めた上でのことでした。
そして一枚の布切れが二人に転機を与えます。
怪物公爵と契約公女外伝17話の一部ネタバレ込みあらすじ
アシェラの自己紹介
自分はサイレーンを標的と思ってそれなりに調査したのに残念だとアシェラは告げました。
剣を彼の斧と激しく打ち合わせながら、アシェラは改めて自己紹介してやります。
彼女はサルバトール公爵家の後継ぎであり、リーカディウス帝国の剣と呼ばれるリンツェ騎士団の団長でもありました。
もちろん公爵になればそれは辞めると付け加えます。
その間にもアシェラはサイレーンを剣技で押していて、横から手を出してきた彼の部下をサイレーンは慌てて止めました。
アシェラは気にせず、アラベーラを務めたこともあると話し、あとは何を言えばいいかと首を傾げます。
人々は皆自分のことを知っているので、自己紹介の経験がなく、何を話せばいいか分からないと伝えつつ、思い出したように付け加えました。
自分が魔剣使いであることを…。
その言葉と同時に剣から炎が吹き出し、あたり一面に広がってレナード騎士団とアシェラを囲みます。
エタイから彼女の魔法が、タバコに日をつけられる程度と聞いていたサイレーンは愕然としました。
焦った様子の彼を見たアシェラは、かなり有名なはずだが知らなかったのかと首を傾げます。
エタイの連中をあまり信用しない方がいいのではないか、敵の自分から見ても哀れなほどだと伝えるアシェラに、サイレーンは苛立ちました。
サイレーンを逃がすアシェラ
アシェラは余裕の表情で剣を振り、サイレーンの頬を切り裂いて深い傷をつけます。
これで引き分けだと彼女が笑った時、アシェラを呼ぶ声が響きました。
せっかく楽しかったのに残念だとアシェラは呟き、一部の炎を消して彼らの退路を確保すると、逃げるよう促します。
アシェラが望むのは尻尾ではなく頭でした。
もちろん自分の標的はお前だと笑いかけてまた会おうとアシェラが告げると、サイレーンは歯を食いしばりつつ仲間たちとともに後退します。
アシェラが炎を消した後、駆けつけてきたのはウェイストレーとテフェンテールたちでした。
モンスターにでも遭遇したのかと心配する彼らの横で、アシェラは地面に落ちた布切れを拾い上げます。
そこには安全を祈願する紋様が、刺繍ではなく直接描かれていました。
こんなものを大切に斧に巻いている傭兵なんて…と思い、アシェラは小さく笑います。
何が出没したんだと尋ねるテフェンテールに、アシェラはその布をポケットにしまいながら、ただの熊だと笑顔で答えました。
一方サイレーンは大事な布をなくしたことに気付いて焦っていて…!?
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怪物公爵と契約公女外伝17話の感想&次回外伝18話の考察予想
女性に怪物なんて異名は失礼な話ですが、アシェラは本当に化け物じみた強さです。
傭兵団の団長を務めるサイレーンを相手に余裕で戦えるあたり、尋常ではありません。
むしろあのまま続けていたらアシェラが勝っていたはずです。
逃がしてもらったのはきっとサイレーンからすれば屈辱的だったでしょうが、他になす術がなかったでしょうね。
布切れの安全の紋様には胸が痛くなりました。
刺繍ができないからなのか、刺繍をしてくれる人がいないからなのか、刺繍をする時間がないからなのか分かりませんが、本来安全を祈願して刺繍するはずの紋様が直接描かれているのはなんとも寂しいです。
そしてそれを大事に斧に巻き付けているところからも、サイレーンの純粋さが窺えます。
まとめ
今回は漫画『怪物公爵と契約公女』外伝17話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- アシェラはサイレーンと戦いながら、余裕の表情で自己紹介しました。
- エタイから聞いていた情報と違って魔法の実力までもが凄まじく、サイレーンは圧倒されますが、アシェラの仲間の出現を機に逃がしてもらうことに…。
- テフェンテールたちの質問を受けながらアシェラは一枚の布切れを拾い上げ、サイレーンのものと悟ってポケットにしまったのでした。