漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Aloha先生、漫画Jooahri先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」52話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
待ち焦がれた再会に涙するリアンドロ。
ずっと感じたかったイベリナのぬくもりを、遂に感じることができたのです。
一方、イベリナもあまりの出来事に感激していました。
自分のことなど忘れて、別の高貴な女性とうまくやっていると思っていたリアンドロが、一途に自分のことを想い続けていてくれたのです。
これまでは自分がメインキャラクターと結ばれることなどあり得ないと思っていました。
しかし3年も待ってくれて、しかもこんなところまで迎えに来てくれたリアンドロを見て、運命が変わったのかもしれないと考え始めるのです。
公爵家のメイドに憑依しました52話の見どころ・考察予想
はるばる南部の郊外にまで足を運んだリアンドロの目的は一つ、イベリナを連れ帰ることのみです。
リアンドロがイベリナをどのような形で屋敷に再び迎え入れるのかが気になるところですね。
男爵家での3年間でイベリナはリリアナからこの世界での教育を毎晩教わってきました。
多少教養がついたことにより、ただのメイドとしてではなくある程度の地位のある女性として屋敷に戻すこともできるはず。
リアンドロの作戦はどんなものなのでしょうか。
また、イベリナは男爵の家でディエゴと出会い、フラグを立ててしまっています。
それにより、エレオノラを取りあって争っていた二人がイベリナをめぐって争うことになってしまう可能性も出てきてしまいました。
イベリナとリアンドロが再び一緒に過ごすことができて一件落着とはいかないこの状況。
一体どうなってしまうのか、目が離せません。
公爵家のメイドに憑依しました52話のネタバレ込みあらすじ
リアンドロがやってきたわけ
リアンドロがイベリナのもとにやってくる前夜、リリアナは彼からの伝書鳩でリアンドロが屋敷に向かってくることを知っていました。
急ぎ屋敷を出てリアンドロのもとへ行こうと、領地中を探し回っていたリリアナでしたがリアンドロは予想以上に早く屋敷に到着していたのです。
3年間リリアナからの報告を受けていて、会いに行くのを我慢していたリアンドロでしたが、ディエゴとの事件を聞いてはもう我慢できませんでした。
再びイベリナと接触されて、もっと深い仲になる前に屋敷に連れ戻そうと決心したのです。
リアンドロがディエゴを敵対視するのは原作と同じだと納得するイベリナでしたが、原因が自分自身にあることには驚きを感じます。
とにもかくにも、イベリナとリリアナはベラビティ家へと帰ることになるのです。
3人で男爵のもとへ挨拶へと向かいます。
太陽のディエゴと月のリアンドロ
男爵のもとへ向かう3人をほかのメイドが見かけて噂話を始めます。
こないだやってきた皇太子ディエゴも相当なイケメンでしたが、今日の客人リアンドロの容姿もそうとう美しいものです。
ディエゴの輝くような華やかさを太陽に例えるなら、リアンドロの美しくも誠実そうな見た目はほのかな月のよう。
種類の異なるイケメンが度々屋敷にやってくることは、メイドたちの目の保養になっていました。
男爵の部屋へとたどり着いた3人。
部屋に入ろうとする、リアンドロでしたがイベリナに部屋の前から動かず待っているようくぎを刺しました。
3年前彼女が何も言わずに自分の前から消えてしまったことを根に持っていたのです。
あの頃、同僚からのやっかみやイレナ夫人からの圧力により、イベリナの心も参っていました。
また原作を乱しすぎることへの抵抗感からリアンドロの気持ちを受け入れる勇気を出すこともできませんでした。
しかし長い時間をあけても自分のことを想い続けてくれて、迎えに来てくれたリアンドロを見て、イベリナの心境は変わりました。
原作なんかより、周りの人の意見なんかより、自分の好きな人が自分に見せてくれる気持ちにどれだけ応えるか。
大事なのはそれだけだ。
今度こそは黙って離れていったりしない、イベリナは小指を差し出しリアンドロと約束をするのでした。
リアンドロは男爵にイベリナをさる貴族の令嬢であったと説明をし、明日にでもイベリナ、リリアナを連れ帰ると申し出ます。
男爵はあっさり承服し、明日の二人の出立は決まるのでした。
リアンドロの真意
男爵との面会を終えたリアンドロをイベリナが部屋へと案内します。
二人きりの部屋でお互いに3年間抱えていたさみしさをそれとなく打ち明けました。
リリアナから読み書きを習ってたはずなのに、一度も手紙をくれなかったイベリナをリアンドロは咎めます。
読み書きを習っていたといっても、イベリナの実力はまだまだ童話を読める程度の物。
手紙を書くようなレベルには達してはいません。
それでもリアンドロはたどたどしくてもいいから、イベリナからの手紙が欲しかったのでしょう。
一方、リアンドロもリリアナからの報告に対して一度も返事を出しませんでした。
だからイベリナはリアンドロは自分のことをすっかり忘れてしまっているだろうと思っていたのです。
リアンドロも返事を書こうとはしていたのです。
しかし筆をとる度浮かんでくるのは頼むから帰ってきてくれという独りよがりな言葉ばかり。
以前のように自分の想いばかり伝えて無理やりイベリナを振り回していては嫌われてしまう。
そんな思いから彼は返事を書くことができなかったのです。
公爵家のメイドに憑依しました52話の感想&次回53話の考察予想
会えないことにより不安に思っていたことを打ち明けあったイベリナとリアンドロ。
お互いに相手を思いやって距離を置くという選択をしていたことがわかりました。
何よりも驚きなのはリアンドロの成長です。
イベリナが屋敷にいる頃には自分から離れることを許さないほどイベリナを束縛していましたが、この3年間は独りよがりにならぬよう気を付けていたのですね。
自分の運命を信じられるようになったイベリナと、精神的にも一回り大人に成長したリアンドロ。
この二人なら今度は離れ離れにならず済むかもしれません。
気になるのはリアンドロのディエゴに対する反応です。
どうも彼のことを毛嫌いしている様子のリアンドロ。
ディエゴも思ったより悪い人物ではなさそうですが、あの性格は一途なリアンドロとはそりが合わなそうではあります。
呪いのこともありますし、本能的な部分でも敵視してしまうところがあるのでしょう。
これが後々反乱などにつながらなければいいですが・・・。
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』52話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
これからの二人の未来に明るい兆しの見えてきたお話でした。
一方随所でリアンドロとディエゴの仲が良くないことが示唆されており、不穏な雰囲気も感じます。
ベラビティ家に戻ったイベリナがディエゴと再会した時、どんなことが起こってしまうのでしょうか!?
『公爵家のメイドに憑依しました』はピッコマ限定で配信されているので、他のサービスでは読むことができません。
ですが、ピッコマで人気が出れば電子書籍化されるので、読めるように応援しましょう!